▼雨のプラネタリウム

雨上がりに傘を振り回して歩いていたら
傘の先が軒先に裂いた花にちょっと触れて
花びらを散らせてしまったりすると
儚さという禁断のものにふれてしまった気がして
悪いことをしたなぁと奇妙な罪悪感を感じた子ども時代がある。



激しい風混じりの雨が降ったあとで
意外にも花びらが散らずに残っているのを見ると
いかに激しく感じられても人為に比べて
自然の風雨というのは存外やさしいのだなと感心する。

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裂いたはわたいさ (はまボーズ)
2008-09-24 09:17:28
軒先に裂いた花に→咲いた花に

2か月ぶりに,9月24日からさかのぼってまとめ読み中,ようやくめっけた誤植(笑)。

父の入院と母の初盆などで,川崎と伊豆と大阪と三重県熊野市の間をあわただしく往復する長く暑い移動の夏が終わった…と一息ついたら,まもなく母の一周忌です。

亡き人の後片付けも手に負えず死に支度せよと海鳴りを聞く (はまボーズ)
 
 
 
不思議なタイミング ()
2008-09-24 18:02:57
>軒先に裂いた花に→咲いた花に

あらま。
久しぶりの誤植のご指摘がうれしいので記念に「裂いた」ままにしておきますね。

今朝一番で本郷に行き数年ぶりに会った方とふとうわさ話(良い話です)をして、外に出たら携帯にこの書き込みが着信したので何というタイミングだろうとびっくりしました。

びっくりしたらのどが渇いたので順天堂医院1階にできたスタバで冷たいコーヒーを飲みました。

通い慣れた病院に向く足を笑いつつ珈琲苦し(六)
 
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