電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
【北街道とバスとタクシー】
【北街道とバスとタクシー】
久しぶりに帰省すると、東京に比べて清水はなんて広いんだろうと思うことが多い。
大内の保蟹寺で墓参りを終え、北街道に出てしずてつジャストラインのバス停まで歩き、1時間に2本しかないバスが通過した直後だったりすると、道端に立ったままバス待ちをすることになる。待った挙げ句に、やって来たバスに乗って清水駅や静岡駅に出るとバス料金が驚くほど高い。本数が多く、どこまで乗っても200円の都営バスに慣れていると、公共の足が弱いという意味で地域を広く感じるのだと思う。
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6月19日、港橋たもとにて。前夜大雨警報が出たので川の水が濁って大増水。
炎天下でバス待ちをする家人がふらふらしているので、困ったなと思っていたら鳥坂方面で客を降ろしたらしい空のタクシーがやってきたので手をあげて停め、清水駅まで乗車した。
エアコンの効いた車内で滝のような汗をぬぐいながら、家人が
「ああ、タクシーが来て良かった」
と言ったら運転手が得意げに
「へっへっへ、まさか空のタクシーが通りかかるなんて思わなかったでしょう」
と笑う。
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6月19日、清水駅前にて。
手柄を自慢したいタイプの運転手だとわかったので、清水駅前ロータリーにさしかかるタイミングを見計らい、
「あっ、駅前の大和屋も桃園もみーんななくなって更地になってる!」
と、さも知らなかったように言ってみたら
「ここは再開発されて大きなバスターミナルになるんです!」
と、予想通り得意げな返事が返ってきたので心の中で「(へっへっへ)」と笑った。
新しいバスターミナルはいいけれど、壊滅的な本数の清水駅発着バス路線に利用者が増えることにより運行本数が増える、などという嬉しい事態が起こり得るだろうか。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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そんななか、1時間に2本も運行していれば高頻度の部類です。(笑)
JRや静鉄線の影響があるとは言え、国一経由の静岡・清水間のバスは、もうありませんから・・・
しずてつJLのバスは、インターネットで全停留所の時刻を知ることができるので、熱射病対策には閑散路線(?)を利用するときは事前に調べておいた方いいかもしれませんね(笑)
北街道もこれくらい本数があるといいなあ(笑)
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