▼58……米屋のある路地


知らない街を歩いた後の楽しみは
帰宅してからカメラでメモした光景を
記憶と画面上で見つけた文字を手がかりに
インターネット検索してみることであり、
表通りで人目に多く触れる事象については
必ず誰かが書いていることが多くなった。
それが、ほんのちょっと脇道に入った場所だと
どう検索しても誰も何も書いていないケースが多い。

    撮影日: 07.7.25 2:40:40 PM
    OLYMPUS E-410 LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm F2.8-3.5 ASPH

荒川区東日暮里4丁目。

幼い頃、米穀通帳をもたされて
わずかばかりの米を量り売りで買いに行かされた頃の
懐かしい米店のたたずまいがふと曲がった路地に残されていた。

誰かこのお店のことを書いていないかしらと検索してみたら
水彩絵の具で着彩してスケッチされている方がいた。

スケッチ水彩画ギャラリー
東日暮里 吉村米店

言葉によらないこういう出会いもまた嬉しい。

コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (猫島警部)
2007-11-29 23:02:11
残念ながら...吉村米店、建物の半分が更地に。他、この界隈では更地が目立ち始めています。
 
 
 
吉村米店 ()
2007-11-30 14:08:54
情報ありがとうございます。
寂しいですね。

>建物の半分が更地に

余談ですが、古い民家がが解体されるのを見ていると「半分」とか「三分の二」とか住居の一部がちゃんと残せることにびっくりすることがあります。

駒込で懐かしい棟割り三軒長屋が解体されているのを見ていたらちゃんと三分の一だけ壊して三分の二は残るのを見て「すごい」と驚いたら母に「そうできるように作ってるんだよ」と笑われました。
 
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