【単位】

 【単位】

「単位」。いまでも授業の単位が足りない悪夢を見る。

単位を英語でユニット(unit)という。ユニットという「基準」がないと世界ははかれない。基準は英語でノーム(norm)という。

ノームといえばメトロノーム。メトロはmetron(測る)でノームはnorma(大工の物差し)が語源になっている。そうかノームとはカタカナことばの「ノルマ」だ。

かたちが目で見えるものは大きさがはかれる。けれど見た目はいい加減なので基準となる物差しが欠かせない。

目を使って視覚的に測れないものを、人は耳を使ってはかる。耳ではかるためには単位となる繰り返しが必要で、繰り返しをつくる現象の発見、なければつくる道具がもとめられる。

そしてその繰り返しのリズムを数えることが流れの感じという「時間」をつくっている。

コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
単位が足りない (mcberry)
2022-04-15 22:19:23
大学2年から3年に上がる時、必修単位が決まっていて、どう計算しても単位が足りないことが分かりました。
ただ、一年の時に落とした単位は試験を受けるだけで、いいということになっていたので、両方の試験を受ければいいということになったのですが、2年の授業の試験があまりにも平均点が悪いということで、全員再試験となり、その試験日が一年生の授業の試験日と重なりました。
仕方がないので、2階で一年生の試験を20分で書き上げ、3階で「遅刻しました」といって試験を受け、無事3年生になれました。
今では、通用しない技でしょうね。
 
 
 
Unknown (den6blog)
2022-04-16 04:57:59
>>2階で一年生の試験を20分で書き上げ、3階で「遅刻しました」といって試験を受け…

『8時だョ!全員集合』で階層スケルトンの大道具を使ったコントみたいですね。無事進級!で音楽にのって舞台回転。
 
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