電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
▼『春一番』とレア者たち
インフルエンザで丸二日寝込んでいた時間は
今思えば極楽だったなあと思う。
駅のKioskで買って読み散らしていた雑誌を隅々まで読んだら、編集子の言葉として、
「眠い、今眠れるなら死んでもいい」
という言葉があって、わかるなあと笑ってしまう。
それはとても気持ちの良い死に方かもしれないと思う。
普段「(ああ、こんなものがあったらなあ)」と思ったり
「(みんな馬鹿なんだろうか、どうしてこういう商品を作らないんだろう)」と
腹が立ったりすることがある。
たとえば、誰でもパソコンのUSB差し込み口にマウスを装着し、
その結果としてUSB差し込み口が不足することが多いのだから、
USB端子のところに2つくらい空きのUSB差し込み口を
付けておいてくれればいいのに、などと思う。
またマウスというのはクリックしたりホイールを回したりすると
カチカチ、コリコリとうるさくて、
深夜年寄りのベッド近くでパソコンをいじっていると
難聴気味のくせにその音が気になると言う。
無音のマウスをどうしてつくらないんだろう(何で音なんか出すんだ馬鹿!)と思ったりする。
千代田区外神田一丁目。
『レアモノショップ・サンコー』というパソコンショップがあり、
雑誌の隅に小さく一色刷の広告を出しているのに気づき、
読んでみると何と「USB差し込み口つきマウス」も「無音マウス」もちゃんと売っているのである。
秋葉原に出たついでに行ってみたら、店は秋葉原駅のプラットホームからも見える、
かつてMacintoshで有名だった『イケショップ』が入っていたピルだった。
広告の商品を手に取って「この世に存在する」ことを確認したら
欲しくなくなっている自分に気づき、
「レアモノ」は「レア物」ではなく「レア者」でいたいという
願望に過ぎなかったのかも知れないな、と思う。
このBLOGに「5.1chサラウンド」について書き込みがあり、
そういうのを楽しむ時間の余裕はないなあと思っていたら、
なんと「5.1chサラウンドヘッドホン」という
ちょっといかがわしくも魅惑的な商品が売られていた。
「レア者」なのでかなり買おうか買うまいか迷っている。
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ボクが見たときも香りがしなかったのですが品種によるのでしょうか?
それとも咲きはじめとか中ごろとかの開花の時期によるものなのでしょうか?
ボクは手入れしすぎで香りがしないのかなどと思ったりしましたが・・・・(それこそ素人ですね)
1月に芹沢美術館の中庭のシダレウメが咲いたとのことなので見に行こうかと思っていましたが、なかなか行く時間がとれませんでした。さすがにもうダメだろうなぁ!
▽高齢になるとある特定の周波数や音が重なると聞き取りにくいということがあるようですね。
池波正太郎のエッセーで、舞台上の特定の俳優について「声がよく出てなくセリフガききとれなくてダメだ」とよく書いてあったのですが、それを読んでボクは、失礼ながら高齢者特有の難聴の兆候があったのではと思ったりしました。
ボクも段々音楽を音楽として楽しめなくなるのかなと考えるとちょっとさびしい気がします。
母は早朝がいいと言ってましたが
僕は時刻に限らず空気の対流の少ない淀んだ状態が
梅の香りを嗅ぎやすいのだと思います。
朝靄が動き始める前の日の出直後が良いという意味では
母の説に一理あると思います。
東京の崖線で、しかもビル街の真ん中では
空気の流れが非常に不安定ですので
湯島天神境内に匂いが立ちこめることは
ないのではないかと思います。
境内は大勢のひとが空気をかき混ぜてますし
香具師が常に屋台を出してますので
食べ物の臭いの方が強いです(笑)
『JAPAN SHOP』なんですね。
僕はまだ逆立ちピラミッドに行ったことがないです。
ゆりかもめに乗ってみたいんですが。