久しぶりに早朝のごみ捨てで外に出たら、同じようにごみ捨てをしている亭主族がいて、ごみ捨てを終えると首にタオルをかけて歩道に飛び出して行くのでジョギングでもするらしい。
ごみ捨てを終えてのジョギングよりもっと運動になるのが、寝ぼけまなこで朝の満員電車に揉まれることで、あれはいい運動になる。
かつて文京区千駄木に住んでいたころすし詰め状態の地下鉄千代田線に乗ったら蒸し暑い車内が耐えられないほど臭くてどうも自分の周りがもっとも臭いので我にかえって考えたら、出がけに捨てろといわれた生ごみの袋を捨て忘れて手に持ったまま満員電車に乗っていたのだった。
歩道を走っている早起きたちは六義園の周りをまわっているのであり、六義園の煉瓦塀沿いに一周すると1.2km走ったことになる。
オヤジたちのあとをついて早足で一周してみたけれど1.2キロはあっけなくて何周でもまわれそうな気がする。
みんながみんな生ごみ男ではないと思うけれど汗だくになって走っているオヤジの中に生ごみを捨て忘れて持ったまま走っているオヤジがいないかと探してみたがさすがにそういう奴はいない。
昼食をかねて秋葉原に出てデジカメ用の電池を購入。純正品に対して同等品は3分の1くらいの価格なのでやはりやすい方を買ってしまう。中国製の同等品は寿命が短い場合があるという話も聞くけれど、そうであったとしても3分の1ということはないと思うので。
秋葉原の昼食は居酒屋の老舗『赤津加』に行くことが多い。適度に空いているし、常連客の行儀がいいし、日替わり定食に魚が多いし、店を切り盛りする女性たちが気持ちいいし、ご飯を大切にしていておいしいのも嬉しい。
▲石丸電気のアサガオ
雑誌ブリコラージュが20周年になるので『私のブリコ ─しあわせになるということ─』と題して拙文を書いた。創刊号からもう20年も表紙のデザインをやっていることになる。夕方までかかって仕上げて校正を送信したところで家人の介護タイムになり一日の終わり。