目の見えない人は世界をどう見ているのか

2017年1月15日
僕の寄り道――目の見えない人は世界をどう見ているのか 

寺田寅彦の『鸚鵡のイズム』(大正九年十一月『改造 』)を読んでいたら

 この頃ピエル・ヴィエイという盲目の学者の書いた『盲人の世界』というのを読んでみた。
 私は自分の専門としている科学上の知識、従ってそれから帰納された「方則」というものの成立や意義などについて色々考えた結果、人間の五感のそれぞれの役目について少し深く調べてみたくなった。そのためには五感のうちの一つを欠いた人間の知識の内容がどのようなものかという事を調べるのも、最も適当な手掛りの一つだと思われた。

とあった。某書店の赤表紙は岩波新書だろう。読んでみたいので探したけれど見つからないので、伊藤亜紗『目の見えない人は世界をどう見ているのか』光文社新書を電子書籍で買ってみた。


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