【野球がえり】

2020年6月21日

【野球がえり】

昭和の時代は「野球がえりの子供たち」という言葉をよくつかい、買い物カゴを下げたお母さんたちで賑わう商店街を、野球帰りの子供たちが駆け抜けていった。

上田正樹とサウス・トゥ・サウスに『やせた口笛で』という名曲があり、「えらくキザな愛の歌を、やせた口笛で吹いてみた」という歌詞で始まるその唄にもやはり「野球がえりの子供たち」が登場する。

昭和の時代の子供たちはユニホームを着て自転車などではなく、泥だらけの普段着で夕暮れの街を走っていた。あの子たちは、えらくキザな愛の歌を、やせた口笛で吹くような、懐かしいおとなになったのだろう。

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