電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
寒気と発熱
|2013年1月5日|
今日は日本じゅうがとてつもなく冷え込んだ朝らしいけれど、目が覚めたら身体の芯まで冷え切ったような感覚があり、熱を測ったら微熱があるので午前中寝ていた。
人間の体の中にも発熱する炉があるような気がして、身体の芯まで冷え切ったような感覚があったら、炉の出力が上がって皮膚表面まで熱が行き渡るような感覚が戻るまで、暖かくして寝ているのが一番だと思う。
とはいうものの仕事があるので我慢して午後から起き、夕方まで頑張ったところで身体が冷え始め、体内の炉が停止しそうなので自宅に戻り、作ってもらった温かいものを食べて炉が動いているうちに布団に入って就寝した。
「身体の芯まで冷えた」と言ってもたぶん人体の中心部が冷えたわけではないし、「身体の中心に発熱炉がある」と言っても人体の中心部に本当に炉があるわけではない。けれど、芯から温まったり冷えたりしているように感じる心の仕組みが不思議で、高熱を発しながら悪寒に震えるという矛盾した現象の不思議さを身にしみて思う寒い冬の日だった。とは言ってもこれもまた本当に身体にしみてるわけじゃないらしいのだけれど。
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