【宇沢弘文メモ】

 【宇沢弘文メモ】

柳田國男について書かれた本(柄谷行人)を読んでいたら宇沢弘文という経済学者の名前が出てきて、興味を引かれたので講演録を買ったり調べたりしながらあれこれメモ。

・道筋を立てて民を救う「経済」に出来高払い的な自由競争を原理として持ち込んではならない。

・内部からの競争ではなく、外部から均衡の道筋を考え活動を調整し続ける。外部からの視点は伸縮が自在であるがゆえに調整が可能になる。

・社会的共通資本(生まれ出た場の自然環境+からだの権利+こころの権利)を人間にとって犯されるべからざるものと規定し、その包含可能性の閾値を外部から調整するということ。調整が可能であるという限りにおいて人間も存続可能である。

講演録に、こんど『算数から数学へ』という本を岩波書店から出すとあったので( 1998.7)読んでみようと思ったらすでに絶版で、なんと古書でも 7 千円以上の値がついている。区の図書館に借り出し予約をした。

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