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記憶の色 (うきふね)
2009-06-28 19:34:34
『清水みなとの名物は わが心の劇団ポートシミズ』早速読みました。「清水みなと製」である村松さんの記憶の棘のひとつが、けばけばしい色であった…ということがおもしろかったです。たくさんの記憶は層のように重なり曖昧模糊となり、中間色になっていくのではないでしょうか。その中で、強烈に「けばけばしい」と思い出せるのはその時代に対する思いも強烈なのではと思いました。ボールペンをなくして、偶然というか、もしかしたら必然のように導かれながら、そのけばけばしい色の記憶を辿っていく村松さんの辿っていく先は、電脳六義園通信所長氏のお母さまをはじめ、その時代の清水を知っている人たちのそれぞれの記憶の色の秘密を解き明かすものなのかもしれませんね。
それにつけても、電脳六義園通信所長氏の港橋の写真の美しい青。これが今日の私の記憶の色になります。
 
 
 
対比と同化 ()
2009-06-29 07:10:22
色の記憶って不思議ですね。
少年村松氏が垣根越しに垣間見たから補色関係の対比がけばけばしさを増幅したということもありそうですね。

僕は晴れた日は青く、雨の日は灰色に、空と水面がひとつの色合いで同化したがっている、港橋から見る限りなく海抜0メートルに近い巴川河口地域の眺めが大好きです。

浦島伝承も羽衣伝承もこういう曖昧な領域が産み出すのかもと思えたりします。

色にまつわる感想に感謝です。
 
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