先月出た、タイナカサチの6枚目のシングル。
TVで、ちらっとPVを見た時にビックリした。
今までスマッシュヒットを記録していたシングルが、スロウチューンばっかりだったので、彼女の曲に関しては殆どノーチェックというかスルーしていた状態だったから(苦笑)
「Lipstick」の方は、自分の中でのタイナカサチのイメージを覆す、超ポップなアッパーチューン。鈴木“Daichi”秀行のアレンジしたブラスのフレーズが、実にイイ出来。控えめなギターのカッティングも効いてるし、彼女のヴォーカルもスキルが高くて抜けるハイトーンが気持ちイイ。
カップリングの「一番星」は、今までの路線を踏襲したバラッド。でも、コレも悪くない。ピアノとストリングスをメインにしたアレンジは、スロウチューンに定評のある羽毛田丈史。音域の広さが生きたヴォーカルも味わい深いです。ラスサビに重ねられる彼女自身のファルセットコーラスが好きですね~
「Lipstick」の様なラインも、今後突き詰めて頂けると嬉しい。
新しい可能性を十分に感じさせる1曲でした。