日本グルーヴチューン振興会

乙三.『お別れ』

4月上旬から、シゴトの繁忙期がクライマックスに入り、また滞ってしまいました・・・・・
やっと落ち着きましたので、徐々にペースを戻していきたいなぁと思います。

で、今日の1枚は実にクォリティの高い音楽を作る彼ら

乙三.
『お別れ』
2009/3/25リリース
エイベックス
AVCD-23816
Owakare これがメジャー4枚目のアルバムになるのかな(ミニアルバム含む)
毎回、実にクォリティの高い演奏と、緻密なサウンドプロダクションに感心させられるバンドです。
何より私好みなのは、ホーンの切れ味とフレージングの美味しさ。
音大出身らしい確かなテクニックに裏打ちされた演奏が本当に素晴らしいです。
今回、2曲収録されたカヴァー曲(中島みゆきの「空と君のあいだに」とビートルズの「We Can Work It Out」)は、そのアレンジ力と演奏が堪能できる仕上がりかと。
特に「空と君のあいだに」は、イントロや間奏のホーンのスピード感といい、タイトなリズムセクションと弾む鍵盤の絡みといい、実にドライヴィンな作品に仕立てられていて、自然と身体がノッてしまう。
個人的には、キャッチーなフックを連発するポップな「お別れ」や、ハードなギターとホーンのアンサンブルがカッコいい「別嬪」の様な曲が大好き。

多分、歌詞が必要以上に重要視される今の音楽シーンでは微妙な立ち位置かと思います(苦笑)
ちゃんと聞き取れない様に歌ってるコト多いし。
でも、サウンド重視で聴く人なら、文句なしにカッコいいと感じてくれると思います。


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