日本グルーヴチューン振興会

ショートレヴュー:空気公団『空気公団作品集』

Kuukikoudan今日の1枚は、昨年12月19日リリースのコレ。
レヴュー遅くてスイマセン

空気公団
『空気公団作品集』

彼らの3rdミニアルバム『約束しよう』を持っている。
タイトルチューンの“ポップな大貫妙子”みたいな世界に惹かれて買ったモノ。
それから、ずっとご無沙汰だった。
アーカイブを探るコトも、新譜を漁るコトも無く。
そして、たまたま目にしたこのアルバムのリリースニュース。
10周年を記念したベスト盤的(あくまでも“的”ってトコがナイスですww)アルバム。
過去にリリースされた13曲もリテイクされ、知っている人も知らない人も楽しめる作品です。
実際、私にとってはオリジナルアルバムの様で。

ソングライターでヴォーカルの山崎ゆかりさんが作る曲は、とても温かく魅力的なメロディをもった曲ばかりです。
そして、アレンジの素晴らしさ
シティポップスだったり、AORだったり、エレポップだったり。
とっつき易いけど、実は奥が深い。
何度聴いても、全く飽きる気配が無い。

特に大好きなのは「ハナノカゲ」のライヴテイク。
爆音ギターと主張するベース、そしてプログレライクなオルガン。
実にカッコいい1曲です。

独特の世界観があって、何にも代えがたい存在。
ホントに名盤だと、自信を持って言い切れる1枚です。


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