『ユニコーン・トリビュート』と『奥田民生・カバーズ』を聴いて感じたコトは、「俺って、日本のロックの本流(ユニコーンが本流かどうかは別として)を通ってこなかったんだなぁ・・・・」というコトなのだ。
何よりも、ユニコーンの方は知ってる曲が少なすぎる(笑)
コレで初めて聴いたのも多いから、トリビュートとしてちゃんと評価する立場にありません・・・・・
なので、どちらのアルバムも、楽曲云々ではなくプレイしているアーティストの好みで聴いてしまう。
そーいう意味で、スカパラや真心、つじあやの嬢、吉井和哉、フジファブリック、木村カエラ、スピッツ、ウルフルズ、シアターブルック、DEPAPEPEといった辺りが印象に残る。
特に、木村カエラの「マシマロ」は個人的にベストトラック。
彼女と奥田ナンバーの相性は私的にはイマイチだと思っていたので、驚きすら覚えた。
あと、スピッツは貫禄のカヴァーだなぁと。原曲を生かしきった上で、ちゃんと自分たちの味を乗っけている。
で、まぁなんでこんな感じの評価なのに買ってるかというと・・・・参加メンバーを眺めてて思ったのは、ある意味『2007年現在での邦楽ロックの縮図』が感じられるんじゃないかなと。
歴史的価値が垣間見える気がするんですよ。
この2枚に関しては。
1曲1曲の出来栄えはともかく、アルバムという形ではとりあえず押さえておくべきセットなのかもしれません。