日本グルーヴチューン振興会

東京女子流「Stay with me」

3月もそろそろ終わり。暖かい日が続く様になってきて、一気に春の感じです。私としては、買うCDの量が増えてくると“あぁ、3月だな。春だなぁ~”という感じなのですが(笑)

本日の一枚はコチラ。

 

 

 

東京女子流

「Stay with me」

2015/3/11リリース

エイベックス

AVCD 83187

 

 

 

先日、アーティスト宣言して初のシングル曲という事で、どういう感じになるのかと思っていたのですが、基本的にはそれほど明確に違いが出ている訳でもない様な・・・(苦笑)

とりあえず良いシングルでした。3曲とも聴いてて楽しいし。

ちなみに、アーティスト宣言に関しては個人的に「賛」も「否」もありません。いい曲をリリースして頂ければ、それでイイと思ってますし。

 

 

タイトル曲は、新井ひとみのメインヴォーカル+メンバー4人のバックコーラスというスタイルで、最初に聴いた時は少し違和感もあったりしたのですが、メロディの良さがジワジワと染みてきて今に至ります。作曲は島野聡、編曲は何時もの松井寛。頭に浮かんでしまうのは、MISIAの「つつみ込むように・・・」のコンビだな~という事。イントロからAメロ辺りは鍵盤によるシンプルなバッキングとひとみ嬢の淡々とした歌で、それほどググッとくる感じではなかったのです。しかし、サビに向かっていくにつれバックトラックが熱を帯びていくし、コーラスが加わってからはヴォーカルと演奏が実にイイ具合に縺れていくのが心地良かった。Cメロが個人的には一番ツボに入ります。ひとみ嬢の歌がとてもエモーショナルで成長を感じられると思います。

 

 

そして、カップリングの2曲がまた私のツボで。

「A New Departure」は、フィリーソウルを下敷きにしたディスコグルーヴで実に気持ち良く身体が揺れる1曲。色んな曲がモチーフになっているのは感じるんだけど、具体的な曲名が思い出せない(苦笑)

まぁ、つんく♂を筆頭にこのテはいっぱい下敷きにされてる訳だけれども。

家内に聴かせると、中村由真の「LINE」を思い出したらしい。調べてみたら林哲司ワークスだった。確かに、林先生的なテイストも感じない訳ではないかも。掘れば掘る程に色んなモノが出てきそうなくらい聴き所がいっぱい。

「加速度」は、正調女子流といいますか彼女たちのカッコいい面が全開のアッパーグルーヴ。この曲はASCIIのサイトで曲が出来上がっていく過程を垣間見ることができるのでそちらも見ていただけるとより楽しいかもしれません。

 

このシングルでも加えられている生音は是永巧一と木島靖夫によるギターだけで、松井寛さんの打ち込みが大半なのですが、生音大好きな私でも納得してしまうクオリティの高さ。松井氏のサウンドメイクが私の好みに合っているんでしょうな(笑)いつ聴いても素晴らしいです。

 

私にとっては、良い曲を聴かせてくれればソレがアイドルだろうがアーティストだろうが関係無い話なので、これからもツボに入る楽曲をリリースして欲しいと願うばかり。


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