日本グルーヴチューン振興会

決算期の名残(笑)

ようやく、シゴトの忙しい期間も終わりを告げようとしています。
ブログの更新も滞っていましたが、ようやく再開できそうです(苦笑)

さて、3月は年度末というコトで決算期でもあり、ベストものが数多くリリースされるのが毎年の恒例行事だったりするのですが、今年もご多分に漏れず先月のレヴューにも書いた様にイイ出物があった訳です。
で、書き残してたベストが3枚ありましたので簡単なご紹介でも(笑)

まず、スカパラが現レーベル“cutting edge”に所属してからのベスト盤
『BEST OF TOKYO SKA 1998-2007』
Tokyoska_1







エピック時代にもBESTをリリースしたコトがありますが、今回のアルバムは彼らにとって知名度も上がりアンサンブルも充実し、最も脂が乗った時期に出されたモノとして認知される『BEST OF BEST』な1枚となりそうです。
その大きなファクターが、2回に渡る“歌モノ3部作”の存在。
オリジナル・ラヴの田島貴男や奥田民生、Chara、ハナレグミといった個性の強いヴォーカリストとの共演は、スカパラにとっても有意義な刺激を与えてくれたと思います。
オンビートでリズムを取る多くの日本人に、オフビートの心地よさを伝えた意義は大きいなぁと思うのですがね。
それにしても、スカパラの「ルパン三世」って、やっぱカッコいい♪

次は、小谷美紗子
『Quarternote 2nd-THE BEST OF ODANI MISAKO 1996-2003-』
Quarternote_1








彼女も、以前に“1996-2000”のBESTを出したコトがあります。
曲は、殆ど重複するコトは無く、被る曲もちゃんとヴァージョンを変えるなどしていますので、2枚とも必携(笑)
ワタシ自身は、1997にリリースされた『 i 』というアルバムで彼女と出会ったのですが、そのアルバムの中でもインパクトの強かった「エリート通り」という曲が収録されているのが個人的に嬉しかったです。
この曲、実はちょっとした曰く付きだったりする。初めて歌詞を読んだ時は衝撃だったなぁ・・・・
それにしても、彼女の歌はどんな曲調であっても、どんな演奏者とセッションしても、どんな場合も変わらず“小谷美紗子”だ。
決して、キャッチーなメロディメイカーでは無いし、解りやすいポップスを演ってる訳では無い。でも、聴く者のココロを鷲掴みにしてしまうオーラを纏ったヴォーカリスト。
その力は、理屈では無いのだ。

3つ目はthe Indigo
『Best of the Indigo 2000-2006』
Bestofindigo







奇しくも、コレが2枚目のBest(笑)
前回とのダブりもありますが、まぁソレは仕方ない。
2枚組で3千円切ってるのはコストパフォーマンス高いしね。
今回のBestは、1枚目がシングルのコンプリートで2枚目はアルバム曲からのチョイス。
デビュー曲の「BLUE」は今聴いても全然古くないなぁ。
ガールズポップのお手本みたいな名曲だと思う。
そして、何といっても素晴らしいのが市川裕一のサウンドメイク。シティポッパーのツボを的確に抑えた音作りが大好きなのです。
特に「SONG FOR YOU」は、山下達郎や角松敏生好きなら堪らないくらい良く出来たオマージュ。
ワタシは、この曲を聴いて市川氏に“21世紀のシティポップ”を託そうと思った(笑)
いいメロディを湛えた、心地よいポップスの典型がココにあると私は感じます。


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