・ボニーピンク 『REMINISCENCE』
実にハイクォリティなカヴァーアルバム。ゲストも極めて豪華(笑)。クラムボンのミト、川上つよしと彼のムードメイカーズ、斉藤和義、平井堅、おおはた雄一、HONESTY、ホンダユカなど。カヴァーしている曲は、シブいのが多くて少しとっつき難い印象もあるのだが、フェアーグランド・アトラクションの「パーフェクト」やサザンの「真夏の果実」なんか絶品です。
・ザ・サーフコースターズ 『SUMURAI STRUCK』
唯一無二のジャパニーズサーフロックバンド、ザ・サーフコースターズのアルバム。スタジオ録音9曲とライヴ9曲が収録されたお得な1枚(笑)。タイトなリズムと、たたみかける中シゲヲのギター、相変わらずカッチョいいです。ライヴでは「ツナミストラック」や「ミザルー」といった懐かしいナンバーも堪能できます。
・シアターブルック 『Reincarnation』
熱くてセクシーなロック野郎(笑)佐藤タイジ率いるシアターブルック、レーベル移籍第一弾アルバム。タイジ一人でも濃くてグルーヴィなのに、ドラムは沼澤尚、キーボードはエマーソン北村って濃厚すぎるよ(笑)。シングル「世界で一番SEXYな一日」はビッグ・ホーンズ・ビーをゲストに、ファンキーなアッパーチューンに仕上がってる。この曲のドラムの音色、大好きだなぁ。誰かが言ってたけど、日本の音楽市場で最も“過小評価”されてるロックバンドなんじゃないか?
・來々 『birth』
正直言って、彼女のコトは全く知らずに聴いてます(笑)。6月に上京した折、新宿タワレコの試聴機に入ってて、聴いてみたら「イイ感じだなぁ」と。基本、生楽器でジャズとソウルをベースにしたスタイリッシュな音かな(自分でアレンジも手がけてる)と思います。過去、数多のディーヴァ系シンガーが現れては消えて行きましたが(笑)彼女の声は、適度なアクを内包した印象に残るタイプ。曲のクォリティが維持できれば、これからがますます楽しみな感じはします。もう少し、アッパーなエンターティンメント系の曲があると良かったなぁ。
・真心ブラザーズ 「Dear,Summer Friend」
真心ブラザーズ復活の一曲!しかも私的に嬉しいのは、コンポーザーが桜井さんの方でアレンジがCHOKKAKU氏という組合せ。バックもドラムが沼澤尚、コーラスにうつみようこ、サックスは山本拓夫、ストリングスは弦一徹・・・好きな人ばっかり。イントロのホーンとストリングスでノックアウトです(笑)。気持ちイイことこの上ない極上サマーチューン!