おはようございます.今日は曇り空で湿っぽく何か梅雨みたいです.以下の通り無料の一般公開シンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」を開催いたします.
日時:4月13日(土)午後3時−(開場は2時)
場所:立教大学タッカーホール(JR池袋東口より歩7分)
私は生物学者ですが,現在の世界の動向,人類の未来は,経済つまりお金を集めようとすることから引き起こされるように思います.
今,アベノミクスによって日本は経済と軍事に大きな変換が訪れようとしています.他国との武力による衝突は地球環境の破壊を導き未来の人類に大きい損失を与えます.資源,エネルギー,水が今後乏しくなるなかで世界がどのように共存するか大きな課題です.そのためには,生物としての生命すら維持できないような水準に特定の国家や個人を追い込んではならず,国際的な税の徴収が必要です.今朝の新聞(毎日)の第一面トップに掲載されていますが,原子力委員の設立したNPOに電力資金が1800万円も流れていたとのことです.これほどの事故を起こしてもまだそれを材料に汚職腐敗が続いているのかと思うと暗い気持ちになります.
国際連帯税の日本の権威である上村雄彦教授(横浜市大),「夜と霧」,「ソフィーの世界」,「世界が100人の村だったら」および反原発で著名なドイツ文学者の池田香代子さんをお招きし.グローバル・タックスの理論と人類の未来について縦横無尽にお話し頂きます.ドイツの状況や原発についてもお話があります.私も趣旨説明で30分以上話すつもりです.また会場参加者とのやり取りも積極的に行う予定です.
初めてなのですが,小さな教室ではなく1000人のホールでの開催なのでなるべく沢山の人に来てもらいたいと思います.
みなさまのご来駕をお待ちいたします.
なお,4月3日のさくら音楽コンクールに声楽(テノール)で出ることにしました.「遥かなるサンタルチア」を唱います.まだ伴奏者との音合わせもやっていませんが,楽しく唱えればと思います.