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ドイツ語の俳人たち:Alexis Margret Dossler(1)

■旧暦9月27日、土曜日、

(写真)落ち葉

今日は、朝から、モスに籠って仕事。買い物。掃除。家人が撮った山の写真を見ながら、俳句を考える。また、仕事。



ベアテ・コンラートさんは一区切りつけて、Alexis Margret Dosslerさんの俳句を検討してみたい。アレクシスさんのホームページは、写真が非常に美しく、俳句と写真のコラボレーションが見事である。写真がいいので、逆に、俳句が写真を前提にしたものになっているきらいもあるが、それはそれで、楽しめる。今日、検討する俳句は、ホームページの写真といっしょに見てもらった方がいい。


Eine Welt besteht
manchmal nur aus drei Farben;
und ist groß genug.



ひとつの世界が
たった三色のこともある
大いなる充足


■観念を俳句にするのは、なかなか、難しい。「もの」に託して観念を伝えるのが、日本語の俳句の方法であり、「もの」の存在の確かさに、ある意味で、賭けているところがある。これに対して、この句は、言葉の指す「対象」が希薄である。言語には対象、すなわち意味はない、あるのは言語ゲームだけである、とはヴィトゲンシュタインの言葉だが、俳句の言語ゲームは、「意味の周辺」に味わいがある。アレクシスさんの句は、欧州の散文あるいは詩の伝統の中にあるように感じた。これはこれで、魅力的だとは思うけれど。




Sound and Vision


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