コメント
 
 
 
素晴らしい (長谷邦夫)
2006-08-23 12:27:14
リルケの詩、

最初の行と、最後の行が特に

印象深いです。



どなたの訳ですか?
 
 
 
Unknown (冬月)
2006-08-23 15:50:38
■どうも、こんにちは。



訳者は青木隆嘉という1932年生まれの哲学者です。アーレントは詩が好きだったようで、リルケ以外にもゲーテやブレヒトなどを引用しています。自分でも自作の詩をノートに書きつけていて興味深いです。



たとえば、こんな詩です。



大地が好きだ

ほかのときは別として

旅で見知らぬ場所が

好きになるように。

生活も音もなく

見も知らぬ手本に合わせて

糸を紡ぎつづける。

すると突然

旅での別れのように

深い静寂が枠を打ち破る。

 
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