無職30、ヒモ生活。氏ねば良いと思うよ

30歳にして無職でヒモ 現在、22歳のキャバクラ嬢に飼われる日々 その死に行く様を記録に残しあwせdrtふじこ

結論

2004年04月17日 21時04分57秒 | ヒモ日記
「身勝手だ」と「ずるい」と


そう言って彼女、ずっと泣いてました。

感情的になる一方の彼女の前で、俺はただ、淡々と「サヨナラ」

を言えるように努力してました。





彼女の答えは「NO」





絶対に別れないと。

一人では生きていく術が分からないと。

それを繰り返す。

グチャグチャになった顔で。







気付けば完全に夜が明けていて、穏やかか過ぎる窓の外の光が妙に腹立たしかった。





それでも未だに引き下がらない彼女。



一緒にいればまた、君を苦しめる。

俺が働けば、金銭的には少し楽になる。

でも、君が望む「いつも一緒」はなくなる。

そうすれば、お互いが辛い状況になるだろう。



そんな事を、丁寧に、何度も説明しました。




いつしかお互い、言葉もなくし、

泣き疲れて、まるで別人に見える位、彼女が目を腫らした頃、






「分かった」



そう彼女が告げたとき

あぁ、終わるんだなって、始めて実感しました。

自分が望んだ答えだったのに、それを聞いた瞬間、いきなり涙が出てしまって…




そして急に圧し掛かって来る、

自分が犯した罪の重さと、彼女への愛情。




でも、どちらも受け止める事が出来なかった。

情けないね。

身勝手で、薄弱。




会話のない、間の悪さが峠を越した頃、いつの間にか二人は眠っていたようです。

俺はソファーで寝てしまっていて、途中起きたのですが

今更ベッドには入れなくて、彼女の布団を掛け直しまたソファーへ。






結局その日は彼女は起きる事が出来ず、仕事を休みました。



ただ、

出て行くにはまだ少し日が掛かりそうです。

部屋は恐らく、店の寮に入る事でしょう。



身の回りの物が何もないので、せめてそれを揃えてあげたい。

もちろん、そんな金があるはずもないので先程、

大嫌いな親父に電話をし、話があるので会ってくれませんか?

とだけ伝えた。



きっと、結婚の話でも持って来ると思ってんだろうな…


考えてみれば、母親にさえ事を伝えてない。

うちの人は皆、彼女を本当の娘よりも大切に扱ってくれた。

普段は愛想のかけらもない祖父も、時折酷く見当違いなお菓子を

くれたり、胃が悪いのを知って、そっと胃薬を置いておいてくれたり。

会う度に「美人だ、美人だ」と言ってたお向かいさんも、お裾分けと称して、僕らに色々な物をくれた。

たまたま近所に住んでいる、彼女が通う病院の看護師さんも彼女をいつも心配してくれた。

病院が終わってしまった時間に、彼女が熱を出した時なんて熱冷まし持って来てくれたりもした。





みんなみんな良くしてくれた。








俺にズタズタにされた彼女は今日から店に出てます。







こんな気持ちで人と接するのは辛いだろうね…

ごめんね。





これで良いのだと、自分に言い聞かせながら俺はこれを書いてます。

4 コメント

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Unknown (groove)
2004-04-17 22:57:35
そんなに自分を責めなくてよいと思う。



大事なのは、「これからどうするか」。



コメントにはならないですが、私もあれから

色々と考えて、

短期の肉体労働のバイトしてきました。



色々と感じる所がありました。

それは、「甘えた現状」にいたのでは

決して感じ得なかったことです。



今日のところは、これくらいで。
Unknown (hao)
2004-04-18 02:32:13
それでよかったのではないでしょうか。今後ずるずる引きずるか、きっちり終わらせるか、終わらせる事を望んだ。悩んだらまたずるずるしちゃうかも。辛いでしょうが、頑張れ。
Unknown (Unknown)
2004-04-19 21:23:53
更新、間があいたからシュラバってるのでは? と心配でしたが、いろいろタイヘンそうな模様ですね。

でもなんか、拝見してるとやさしいですね

ちゃんと“人間”してるなぁ、という印象



いろんなことが少しでもいい方向にいくといいですね

気長に次の記事待ってます
Unknown (投稿者です)
2004-04-20 14:04:37
皆様、色々ありがとうございます。



呆れられると思いますが結局戻る事になりました。



お互いの気持ちをぶつけ合った結果です。



長い時間掛けて話した結果です。







今後もココで弱音を吐く事になるでしょうが



もう少し見守って下さい。