日本では、4都府県に再び緊急事態宣言が出されることになり、なんだかもう、くたびれたといった感じになってきた。
まぁこの話は病気に対する対応というより、経済破壊のためのイベントといった側面が否定できないわなぁって感じなので、こうなる、と、私は簡単にそう思っちゃう。
グレート・リセット&脱炭素&第4革命、みんな繋がってるわな、って感じで捉えているので、コロナ対策に付けられる理由のいちいちを真面目に検討する気になれない。
だがしかし、いやしかし、現実問題、例えば、「まぁグレートリセット問題だから、これ」とか、「コロナ対策より人の支配の方に力点があるわけよ」と、多くの人に語れるかというと、そうもいかない。
コロナにおびえる人の前でそんなことを言っても頭のおかしな人と思われるだけだし、思われるぐらいなら私は別にいいんだけど、相手にとってそれがさらなる不安になると不味いわね、と思ったりする。何より話すのが面倒くさいかもしれない。
そう、ここにある認識の差って、どうするんだろう??
■ ロンドン、反ロックダウン
そんな中、昨日土曜日、ロンドン他のイギリス各地では、反ロックダウンを訴える人々が大量に外に出た。
Anti Lockdown & Pro Freedom Protest - Starting in Hyde Park, London - April 24th 2021
イギリスは、短期間にワクチンを接種したので、PCR陽性者数が激減した。だから、これ以上ロックダウンする理由はないからな、を政府に示す示威行動として人々が外に出たという感じかなと思う。
🔴LIVE: Large crowd marching streets of London
— Subject Access (@SubjectAccesss) April 24, 2021
Anti Lockdown Protest | Hyde Park
Watch now: https://t.co/1Bu5ccj3dd#LondonProtest #LIVE #Livestream #London #Freedom #HydePark #Protest #Police #AntiLockdownProtest #AntiLockdown pic.twitter.com/mPerMpe4qE
Anti lockdown protests in London.
— NITL (@nitl_app) April 25, 2021
Where do you stand?
Justified or covidiots?https://t.co/X3Zk5VvHwO
一杯動画が出回ってるけど、右の人も左の人も含まれているデモといってよさそう。
ジャーナリストのニール・クラークによれば、こんなに人が通りに出たのは2003年のイラク戦争反対デモ以来だと思うよ、とのこと。実際、ロンドンだけじゃなかったみたいなのでUK全土ではそんな感じかもしれない。
でもって、いろんなメッセージを書き込んだプラカードを持ってる人がいるけど、中で、Covidはpretence(見せかけ)、Controlがmotif(主題)、とかいうのがあって、いいわぁとか思った。
UKでは、今般のコロナ騒動が、グレートリセットをしかけているアッパーな奴らが何事か企んでいるな、と勘ぐってる人が結構いると思う。
まぁ、大抵のことが英語で書かれてるわけだから、簡単に見えちゃうよね、やっぱり。
しかし、同じ英語使いでも、アメリカだと、アメリカの中で話が収束しがちなところが、考えてみればアホだよなぁとか言いたくなるものがある。
つまり、どうもこの様子はおかしいと思ってる人たちはいて、そういう人たちは共和党支持者の方が多いわけだけど、この人たちは、悪いのはデモクラッツだ、左翼だ、あたりで思考が止まっちゃう。共産主義化する世の中だ~みたいな。もう1歩、突き抜けないとダメっしょ。
まぁ、ブリテンの方は、ボリス・ジョンソンが、コロナを乗り越えてbuild back betterをするぞ、build back greenerだと、復興と緑をカップリングした発言を「しっかり」やってるので、もはや陰謀論もくそもないほどグレートリセット派が顕示されているとも言えるわけですが。
We can build back better from this pandemic by building back greener.
— Boris Johnson (@BorisJohnson) April 22, 2021
#LeadersClimateSummit pic.twitter.com/Uu9Xc8gr6d
■ 復興と緑
もう何がなんだかわからないことだらけのコロナ騒動だけど、ともあれ、金融業界が、コロナを逆手にとって、緑の投資にしか投資してはならないみたいな物凄いルール作りに勤しんでいることは本当。
日本では日経が、おぞましくも第4の革命とか言い出しているし、二酸化炭素を46%削減すると良いことがあるのだと小泉息子が述べ、それに対してどこからも本格的な反論が出てこないという恐るべき世の中になってる。
夢見る脱炭素派と共に生きるって大変だと思う
しかし、上には上がいるわけで、アメリカのケリーは、ネットゼロでも十分ではない、我々にはまだ大気中に二酸化炭素があるのでそれを取らないと、とか言い出したというのでチラッと話題になってる。
John Kerry at Biden’s #LeadersClimateSummit:
— Steve Milloy (@JunkScience) April 22, 2021
‘Net zero is not enough. We need to remove CO2 from the atmosphere.’
A statement of climate futility and insanity. pic.twitter.com/CqtIXI8Xon
何度聞いても、we still have to get CO2 out of the atomosphereって、ホントに言ってる。
進次郎は、自頭が悪いことは誰でも知ってるので、何を言っても記憶させられたセンテンスをひねくりまわしているだろう、と思うわけだけど、ケリーはそういう頭ではないだろうと一応思う。じゃあ、 一体、この人たちはどんなレクチャーを受けているんだろう?
植物なしで生きろというのだろうか?
思えば、二酸化炭素を敵視する政策のどこがグリーンなの????
もう意味がわからない世の中になってる。
■ 真面目すぎるのも問題では?
ということで、どうしめていいかわからないんだけど、コロナ対策を上手にやれば国内の感染者数が減る、それなのに日本の首脳陣や御用学者は馬鹿なので対策が上手くやれてない、Aの方がいいのに、いや、Bの方がいい、なぜならこれこれだから、みたいな真面目な見通しでいることは、多分、間違ってると思う。それでは足らない。
こんな状況のまま放置していいのだろうかと心配になる。
だがしかし、恐怖に心をむしばまれるのも良くないので、みなさん、たいてい大丈夫、ぐらいの気持ちで生きましょうね。ペストでも結核でもないんだと心にとめておくのもいいかも。