DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

自衛隊人材論

 安保法案について憲法の話なんかしても学者自体現場感覚は別の人たちでやってくれ、と言っているので、サラリーマンとして現場感覚で語ってみたい。
 基本的に自衛隊は様々な訓練を受け、優秀な人材である。この優秀な人材を生かす、と言う観点で安保法案を考える。
 今の自衛隊は災害救助隊としての側面が強い。被災者を救うには1分1秒の争いである。そこでは指揮官の指示待ちなんかしてる場合ではない、1人ひとりが判断を下して行動する、これは優秀な人間でなければできないし、自衛隊の皆さんが高い使命感を持って取り組める任務だと考える。
 一方、安保法案で海外に派遣されたりすると、かなり危険な現場に送り込まれる。もちろんそういう現場でも高い使命感を持って任務に取り組める人はいるかもしれないが、基本的に敵に囲まれるような使命感からかけ離れたサバイバルゲームのような状況が大いに考えられる。そんな状況は隊員の心身を激しく疲弊させるし、生命の危険ももちろんある。個人の判断能力を超える場面も必ずあるだろうし、優秀な人材の使い道として極めて不適切と思わざるを得ない。
 中国のような新興国が軍隊を強めているのは、そもそも人口が多く、人材を使い捨てにする感覚があるからできるのであって(アメリカだってグリーンカード欲しさに入隊する移民が多いと聞く)、日本の優秀な自衛隊の人材の使い方をよく見直す大切な機会だと考える。
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