DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

誇りなんて何の役にも立たない

 なんで僕がコミックやアニメに興味がないかと言うと、キャラ中心の文化に興味がないことに始まるようだ。キャラよりもコンテンツそのものを重視する姿勢はこれまでにも、音楽作品そのものには興味があるが、アーティストには興味がない、などの発言の通り。アニメも素晴らしいコンテンツを持った作品は多いと思うが、それでもやはりキャラが前景に出てきていると疲れてしまう。音楽でもアーティストのキャラが強すぎるのは苦手、電子系音楽が好きなのはたぶんアーティストキャラが前景化されにくいから。
 で、本題。最近、子ども排除社会とか客のあり得ないクレームとか、不寛容な社会が到来している様子。以前、大学教育が速効性のある実学に傾き、国家百年の大計を見失っていることを危惧したが、まさにそのことが現実化しているニュースに思える。
 まあ、国家百年の大計、なんて話にすると重いのでもっと簡単にすると、「日本人はもっと誇りを!」なんてよく聞く言説だが、これ自体やめませんか?と言う話。タイトルは某元国会議員のセリフだが、僕に言わせれば誇りなんてまさに“キャラ”であって、コンテンツ=中身の話ではない。中身のない人間がキャラだけ振りかざすのは、やっぱりみっともない、そういう感性が日本人の美徳だった訳で、その美徳と誇りとどっちが大事なの?と問いたいですね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「社会・政治」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事