DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

つれづれと1/13(生前退位、米軍事)

・生前退位問題が盛り上がっているのに、この絶好の天皇制廃止のチャンスに廃止派が全然盛り上がらないなあ。
 私が考える天皇制の問題は2点。単なる「国家の象徴」とはいえ、民主主義社会で世襲制を容認すべきではない、と言うのが1点。もう1点は、退位の意思表示からも分かる通り、天皇は本人の意思によって即位するものではない。陛下の自由意思が尊重されないのは人権上問題あり、と言うのが1点。
 まあ盛り上がらないのは当然で、今上天皇に対しては昭和天皇のように太平洋戦争の戦争責任を追及できないから。昭和の時代の天皇制廃止論の最大の焦点はそこにあった訳で、それがなくなった現在は天皇制廃止論が盛り上がらない。僕自身、明仁天皇の戦争反対論は安倍政権の安保拡張に対する大きなブレーキになっている点で支持しているが、それと天皇制廃止論は本来別次元の話であり、立場としてはやはり廃止派である。

・トランプの言うアメリカファーストって何?私の想像では内政重視、ビジネス(国内雇用)にシフトするのだから軍備は縮小されるものだと思っていた。特に移民排斥と言う点でグリーンカード発行(軍隊志願した移民への永住権付与)の問題があるから、移民兵士は大幅に減ると見込んでいた。しかし、太平洋の防衛には相変わらず口出しするみたいで、この先の動向が不透明だ(核強化を目論んでいる様子である。核なら兵士がいなくても抑止力になると考えているのかもしれない)。米軍がいなくなると南シナ海の治安が、と心配する向きは多いが、ドゥテルテみたいに中国に擦り寄る戦略は非常に興味深いと思っている。内輪揉めするより、中国を中心にアジアの海はアジア諸国で守る、アメリカの口出しは不要、アジアファーストで行こう、と考えれば良い。まあ、ロシアと組んで中国包囲網、と言う考え方も嫌いじゃないが。
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