日本はスウェーデン型の政策かも

　基本的にはホリエモンは嫌いだが、非常事態宣言不要論は「部分的に」賛成。もちろん根拠は彼と私では全然違うが。ホリエモンは「感染予防の行動は国民自ら考えてやるべき」と言う持論。なるほど、自粛初期にイベント企画して叩かれても踏ん張っただけの強気っぷり。一方、私は「少しは集団免疫獲得についても考えないと、いつまで経っても収束しない。医療崩壊は防ぎながら、集団免疫獲得のために健康な人の抗体獲得も推進すべき」と考えるから。
　自分の意見は再三述べているので繰り返さない。ホリエモンの意見は、よく考えると、強制ロックダウンしなかった日本はスウェーデン方式に近かったのかな、と思う。
　以前私は、営業を続けるパチンコ店を非難できる立場にない、と言うことは書いた。しかし、自粛は要請であって、営業しても具体的な罰則はない。つまり、営業自粛した他の店は「自主的に」自粛したのであって、ロックダウンしなかったスウェーデンと同じ政策だと思う。
　もちろん、非常事態宣言を解除すると学校や一部の遊興施設は再開するので第二波の可能性があると言う点では他のヨーロッパ諸国と同じ心配がある。しかし、私は少なくとも非常事態宣言でも電車通勤を続けた。
　イギリスで抗体検査をして17%が抗体獲得していると言うニュースがあった。だからといって自分が抗体獲得しているかどうかなんて分からないが、少なくとも健康な人まで過度に警戒すると、今度はいつまで経っても収束しない問題が発生する。重症化しやすい人との接触を避けながら、集団免疫獲得も進めると言う意味ではホリエモンに賛同。そういうバーターすべき問題があるから、国民一人ひとりが考えなければならない。