Deeps World

自作音楽、CG、その他いろいろな話題♪
日記と関係ない画像を掲載する事もあります^^;
*更新は不定期です*

私がホラーゲームにハマった経緯♪

2006-12-05 21:56:09 | ゲームの話題
私は昔からゲームが好きですが、ホラーゲームにハマったのには理由があります。
今日は、そのことについてお話ししたいと思います♪

かなり前に、ギター弾きの友人(YU_GO)から、「知り合いがホラーゲームの音楽制作に関わったから、そのゲームやってみてよ。面白いから!」と勧められ、
その借りたゲームが「バイオハザード(プレステ初期版)」でした。
初めてプレイした感想は、「これはメッチャ面白い!!!」でした(笑

ドキドキするゲーム内容に、緊張感のあるサウンドも良い感じで合っていますし、
繰り返しプレイする毎に楽しめるゲーム性に、たまらなくハマりました♪

それからというもの、私はホラーゲームが好きになりました。
私が効果音やジングル制作を行うようになったのも、バイオハザードの影響が大きいです(笑

(お詫び)
この記事を書いた時点では、サウンド制作者に関する紹介を行っていたのですが、
著作権譲渡の契約らしいので、ネットで紹介する文章を削除させて頂きました。

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話は少々変わりまして...(ちょっと宣伝っぽくてゴメンなさい(汗)
私が最近請けた効果音制作に、某パチスロメーカーのパチスロ機の効果音がありますが、
パチスロ機自体の開発が遅れているようで、発売は来年になりそうです^^;
発売されたら直ぐにパチンコ屋に行って、試し打ちをしようと思っています♪

祟られ村(たたられ村)第二話

2006-12-05 19:02:57 | 祟られ村(たたられ村)自作小説
-------竜吉じいちゃんの話-------

「この村は、昔から大理石が良くとれたもので、それで皆が生活しておったのは知っての通りじゃが、そのころ一人の学者が、この村を訪れたのじゃ。

その学者が言うには、大理石の中にある物質に、はやり病に効く物があるとかで、その研究のために川の上流あたりに家を建て、その中に研究室を作って大理石を分析していたそうじゃ。
その頃のはやり病は、この村でも恐れられていたため、村人も喜んで手を貸したそうじゃ。

おまえたちも一度は見たことがあると思うが、あの西洋かぶれした館じゃよ。 
学者は、あの中で研究をしておったのじゃ。」

「じいちゃん、僕、見たことあるよ。 森をずっと登って行ったところにあったよ。でも、母さんや村の人たちが、あそこには近づいちゃいけないって言ってるよ。」

「そうなんじゃ。あの忌まわしい事件がなければ、そんな話はなかったろうに。」

そう言うと、竜吉は口をつぐんだ。

「じいちゃん、最後まで話をして! お願いだから。」

「わかった。じゃあ話そう。 
それは学者の研究の成果があったらしく、薬作りの最終段階に入ったとのことじゃった。
そのため、もう少し大理石が欲しいというので、村人数人で運んだそうじゃ。
大理石の大きさが人の背丈ほどあったらしいから、さぞ重かったろう。

それを研究室の壁に立て掛けた時じゃった。
大理石がぐらついたと思ったときには、学者はもう、石の下敷きになっていたのじゃ。
すぐに助け出したが、頭はつぶれて、おぞましい光景だったそうじゃ。

その死体の手には、ほぼ完成された液体の薬が持たれていたらしいのじゃ。
村人が手にすると、その黒い液体は見る見るうちに固まって、まるで石のようになったとのことじゃよ。
たぶん、最後の仕上げに何かを入れれば、完成したのじゃろう。

もちろん村人のなかに、その研究を継げる者はいなく、また、はやり病も、思ったほど村に被害を与えることがなくなったので、次第に学者のことも薬のことも忘れられていったのじゃ。

それから数年後の事じゃ。いつものように村人が石切場で働いているときに不思議な事が起こった。
切り出した石が、見る間に真っ黒になったかと思うと、村人に襲いかかるように倒れて来たそうな。

村人は即死だったとのことじゃ。

皆は、それが学者の呪いだと思った。村人のために研究をして不幸な死を遂げたのに、皆が忘れてしまったことで呪ったのだと考えたのじゃ。
それで、神社を建てて祈ったところ、二度とそのようなおぞましいことは、なくなったそうな。

その神社とは、おまえたちの家の近くにある石神神社なのじゃ。
あの神社の中には、精霊石という真っ白い大理石が奉ってあるのは知らんじゃろう。
それが、あの学者の呪いを鎮めていると語られておる。 わしが知っていることはここまでじゃ。」

「じいちゃん、話してくれてありがとう!」

「いやいや、おまえたちに話をして、わしも気が楽になった。しかし、今の時代に呪いなどがあろうものか。
ただの言い伝えだと思って、早く忘れておくれ。とにかく、母さんを大事に看病してあげるのじゃ。」

「うん、わかったよ。じゃあ、家に帰るよ。 じいちゃんも元気でね。さようなら。」

「ありがとよ。元気でな。」

-------次回へ続く-------