季語・宵の年(傍題・初昔) 蛇笏/後山の月甕のごとし初昔

2022-01-04 16:21:07 | 青萄の第六絶滅期俳句Ⅱ

 

 

 

 

 

 

カリアンドラ(白)

 

 

 

 

名和三幹竹/宿直する顔も古りたり宵の年

 

 

原コウ子/わが影に初昔とは懐かしき

 

 

 

 

カリアンドラ(紅)

 

 

 

 

玻璃ごしに見ゆる昼火事初昔/青萄

 

 

 

 

 

 

 

 


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1 コメント

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Unknown (青萄)
2022-01-04 21:33:27
ナントナク生きているせいか、時間の進みを早く感じる。昨日はもう遥か遠くにあり、明日は5日になるのだ。
懐かしいものなどすでに姿を変えている。この世界からは失くなっていると考えるのが正解だ。だから追わない方がいい。無いものを追うのは愚かだろう。
いま高橋源一郎が中島敦を読み返している。私も若い頃、中島敦に惚れ込んで全3巻の全集を買った。引越のたびにこれだけは手放さなかった。しかし中身全部は読んでいない。金の工面に苦労して、本を手に入れただけで満足してしまったのだろうか。
私の知らない中島敦を高橋源一郎が読んで紹介している。それは全集の中の何処かにある文章に違いない。そうか、私の年の始めの仕事は全集の虫干しから、内容を精査することではないか。高橋源一郎に感謝しなければ~(^人^)
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