雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

愛は味噌汁 食堂のおばちゃん3

2019-02-18 21:00:00 | 

山口恵以子著"愛は味噌汁 食堂のおばちゃん3"
を読みました。
佃にある昼は定食屋、夜は居酒屋のはじめ食堂
での出来事を描いたものです。
姑の一子と嫁の二三にアルバイトの万里で
営業しています。
若い万里が加わって新しいメニューがいろいろと
登場します。

歌手を夢見ていましたが諦めて主婦になった
女性がお昼を食べにやってきます。
諦めきれずテレビのカラオケ番組で勝つことに
全てを注ぎ込んでいます。
夫との関係は危ない状態になっています。

二三の娘の要が当てた福引ではじめ屋の4人は
はとバスツアーに行きました。
参加したのはホテルでの食事とニュー・ハーフ・
ショーでした。
ショーの後で席に来た看板スターは万里の
中学時代の同級生の伸皐(すすむ)、芸名メイ
でした。
メイはその後はじめ屋のお客としてやって
くるようになります。

辛子レンコンは評判がよかったです。
しかしあくる日に辛子レンコンのせいで
ポツリヌス菌の食中毒になったと怒鳴り
込まれました。
彼ら以外に食中毒を起こした人はいません。

テレビ局が他の3店と共にはじめ食堂を
紹介したいと言ってきました。
承知しました。
しかし万里の様子がおかしくなってきました。
他の店と較べて自信を失ってしまいます。

おいしそうな料理がいっぱい出てきます。
食べたくなります。
お店の人たちと常連の人たちが心地いい
雰囲気を作り出しています。