雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

カスピアン王子のつのぶえ

2015-07-09 21:00:00 | 

C.C.ルイス著"カスピアン王子のつのぶえ"を読みました。
ピーター、エドマンド、スーザン、ルーシィーの4兄弟は
家から学校の寄宿舎へ帰る汽車の駅から何かに引っ張られて
森の中に移動してしまいました。
ナルニアに戻ったのだと思いました。
しかし1年前のナルニアとはまったく様子が違っています。

ナルニアはかつて4兄弟が王、王女だった時から千年
経っています。
ナルニアはテルマール人に取って代られています。
国王はミラースで跡継ぎは甥のカスピアンでしたが、息子が
生まれカスピアンは命が狙われています。
しゃべる動物たちは追いやられて隠れすんでいます。
カスピアンは昔のナルニアのような世界を認めています。

逃げ出してしゃべる動物たちと出会います。
ミラースと戦うために4人の王と王女とライオンのアスラカンに
助けを求めるよう角笛をわたされます。

4人がナルニアに来たのはこの笛の呼ばれたからです。
迎えにきた小人のトランプキンに出会って カスピアンの
いる所へむかいますが昔と様子が違っていて食料もなく
なかなか行きつきません。

ルーシィは途中でライオンのアスラカンの姿を見ます。
しかし他の人たちには見えません。
苦労したやっとルーシィはアスラカンと再会を果たします。
アスラカンも笛で呼ばれたのです。

ミラースとピーターとの一騎打ちの戦いがあります。

なつかしのナルニアにやってこれてみんなとても喜びます。
ルーシィが一番アスラカンのことが好きで再会を喜びます。
1巻に比べ人間が勢力をもってきて昔の幸せな雰囲気では
なくなってしまっています。
それでもこの不思議な雰囲気はいいです。