 | ヴィレッジブックス 発売日 : 2004-02 |
ジョアン・フルーグ著"ブルーベリー・マフィンは
復讐する"を読みました。
ミステリーに分類されるのでしょが、ミステリー
だと思って読むと物足りないかもしれません。
登場人物たちの行動や言動を楽しむものだと
思った方がいいでしょう。
ホーム・ドラマめいています。
最近はホーム・ドラマなんて死語なのかな。
一応主人公はクッキーのお店を開いているハンナです。
住んでいるのはレイク・エデンという町です。
寒い場所で今は雪が降り、湖は凍り付いています。
ウィンター・カーニバルが開かれます。
ゲストにテレビや本の出版で有名人の料理家の
コニー・マックが来ました。
テレビで見る顔とは全然違いスタッフやホテルの
従業員などにはまったく別の顔を見せます。
関わった人々に嫌われています。
カーニバルに飾るコニーの作ったケーキが運ぶ
途中で壊れてしまい、コニーは作り直すことに
なります。
夜間、ハンナの厨房をコニーに貸すことになります。
朝行ってみるとコニーが殺されていました。
いっしょにいたはずのアシスタントのジェイニーの
姿が店にもホテルにもありません。
ジェイニーはハンナの妹のアンドリアの親友で
ハンナとも友人です。
事件に首を突っ込むなと言われたハンナですが
友人のために妹と共に事件の調査に乗り出します。
ハンナやアンドリアや、ホテルの主人のサリーなど
魅力的な人々が登場します。
ハンナの母親のドロレスは姉妹に自己中心的な
言動でうるさがられています。
この間柄もおもしろいです。
ハンナには二人の好意を寄せてくれる男性がいます。
歯科医のノーマンと刑事のマイクです。
ノーマンとマイクはお互いのことを知っています。
まだどちらとも深く付き合ってはいませんが
二股かけていてあちらにいい顔したり、こちらに
いい顔したりで読んでいていい気持ちがしません。
シリーズになっているようです。
別のものを読むかは…