雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

るり姉

2012-02-08 20:14:37 | 
椰月 美智子
双葉社
発売日:2009-04-15

椰月美智子著"るり姉"を読みました。
さつき、みやこ、みのりがるり姉と読んでいるのは
お母さんの妹で叔母さんです。
さつきは高校一年生です。
お母さんのけいこは看護師で不規則な生活をしています。
元気なるり姉はみんなが好きです。
るり姉は開人と三年前に結婚しました。
るりがカイと呼ぶので子供達は彼をカイカイと呼びます。
前はまあ兄と結婚していて当時も子供たちとまあ兄は
仲良くしていました。
けいことるりの母で子供達の祖母は一人暮らしです。
祖母とけいことるりと子供達、それにカイカイは
仲がいい家族です。
そろっていちご狩りに出かけます。
るり姉が病気になります。
入院して手術することになります。
かなり重い病気のようです。

さつき、けいこ、みやこ、開人、みのりと順に語って
いくのが章になっています。
病気の前のるり姉に関しての話しになります。
最期の章だけが4年後で一番下のみのりが高校
一年生になっています。
るり姉はどうしているかって、さあどうなった
でしょうね。

ハッピーエンドです。
家族の話です。
内容は悪くはないし、普通の家族というよりは
仲がいい家族の物語です。
でも読んでいてなんかつらくなってきます。
内容がつらいという意味ではありません。
こういう家族の話はちょっと苦手なんです。