雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解話2

2008-07-15 22:27:21 | 
口を開けば"暑い"が出てきます。
言ってみたって涼しくはならないのに。
今日のお月様はまだまん丸ではないけど
それに近い形をしています。

「ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解話2」を
読みました。去年読んだ「ハナシがちがう!
笑酔亭梅寿謎解話」
の続編です。
謎解話となっていて推理小説みたいに見えますが違います。
上方で落語家になろうとがんばっている鶏冠頭の
落語家の卵、いえヒヨコかな、その笑酔亭梅駆(ばいく)や
いつも酔っ払っていて借金取りに追いかけられている
はちゃめちゃな師匠の梅寿のことを書いたものです。

短編集でけっこうおもしろいです。
最近落語の話題をちらほらと聞きますが今、落語って
流行っているのですか?
本読んでいると落語っておもしろそう、聞いて
みたいという気にさせられます。
第2弾の本の方が読み易い気がします。
話の最後のほうに、あの不思議な出来事はこういうこと
だったのじゃないかという落ちはあります。
でもそれは副題名"謎解話"と付けてしまったからむりやり
付け加えたという感じがします。謎が主題ではないと
いうことです。

さっきから頭の周りを蝿がぶんぶんと飛び交っています。
この羽音いらいらします。"うるさい!"と叫びそうです。