グルメッチー☆TAKENAKA MUSIC PLANNING

☆アコースティックギターを愛し、Paul Simon、吉田拓郎などのカバー演奏を中心にライブ活動を継続中☆

大木屋のジャンボもんじゃ ~その4~

2007年04月23日 | Shops & restaurants(荒川区)
メンチを食べていると、突然ご主人が、「おい、もんじゃの具を見せてみな!」☆
Kちゃんは恐る恐る中を見せます☆
「う~ん、もう少しだな、もっと混ぜて紅しょうがが散らばればOKだ!」☆
「よし、最後の一踏ん張り!」☆
約1分、猛スピードで仕上げます☆
すると、傍らで見ていたご主人、「よし、OKだ! 鉄板に入れてもいいぞ! ただし、全部は入れんなよ!」☆

私たちは待ってましたとばかりに、一斉に鉄板に群がります☆

このメインの料理までの道程が遠かったことったらありゃしない、やっと、もんじゃにありつける事ができました☆
最初は、どの位の量を入れたらいいかわからないので、二人前位の量で様子を窺います☆
なにしろご主人から、「全部入れんなよ!」と、きつく言われていますので、、、☆

東京のもんじゃの焼き方は二通りありまして、月島~本所~錦糸町辺りでよく見掛ける、最初にキャベツなどの具を焼きながらへらで刻み、土手を作った後に残っただし汁を真ん中に流し込む方式と、予め、だし汁と具が混ざり合っていて、そのまま焼くだけの方式があるのですが、こちらのお店は後者の方式を取り入れています☆
まあ、これだけの量で土手を作る事は、この鉄板の上では不可能でしょうね☆

一度、焼き方を覚えますと、人間本来の学習効果が働きまして二回目からはとてもスムーズにいきまして、焼き⇒食い⇒焼き⇒食いの繰り返しでとても楽しく盛り上がります☆
ここで、ご主人が、「まだ腹に入りそうか?」と、問いかけます☆
「まだあるんですか?」と、私たち☆
「もやしと木耳(きくらげ)があるんだけど、どうする?」☆
「いただきます!」☆

これまでのメニューがコッテリ系でしたので、口直しには最高のメニューです☆
もんじゃと生のもやし&木耳を交互に食べますと、美味しさがどんどん増してくるのですが、こういう食べ方があったんですね☆
ご主人の食材の選び方には、やはり訳があったんです☆
最初のうちはミスマッチだらけじゃないの?と、思っていましたが、こうして料理の流れを味わっていますとそれは間違いなんだということが時間と共に気付かされてしまいます☆

さすがです☆

料理がすべて終わり、約2時間ほどの楽しい宴もそろそろお開きとなりました☆
初めてご主人を見た時に、「(クセがありそうだな~)」と思ってしまいましたが、終わってみると私たちはとても仲よしになっていたのです☆
これも、ご主人の人柄のよさなのでしょうね、まあ、多少見た目の怖さがあるのが玉に瑕(きず)ですが、、、(笑)☆

谷根千(谷中、根津、千駄木)はまだまだ奥が深いようです☆

『もんじゃ 大木屋』
荒川区西日暮里3-13-5
03-3828-4740
日暮里駅西口から谷中ぎんざ入り口階段下り右手