ダブの下手の横好き

気の向いたときに、思いついたときに、気ままに書いている私の備忘録です。

腹式呼吸法とは

2014-08-19 23:21:58 | 音楽
簡単にまとめようと思ったのですが、できなかったので原文そのままです。

朱書きのところがポイントかな?

暇があったら全部読んでみて下さい。

少しは参考になると思うよ。。。次回は「右脳を刺激」です。




腹式呼吸法とは、まず腹筋を使って横隔膜を押し上げ、今入っている息を全部吐き出します。次に腹

筋をゆるめて素早く息を入れ、充分入ったところで息を少しの間ためます。

この時、横隔膜は平らな状態です。そのあと、腹筋を使って横隔膜をゆっくり押し上げながら、息を

細く長く吐いていきます。これを数回繰返します。



複式呼吸法とは、図の様に横隔膜の上下運動であって、内蔵のジョギングともいわれます。



尺八を吹くと、この複式呼吸法が自然に身について、深い、長い呼吸ができるようになります。



私達が幼い頃遊んだ「しゃぼん玉」も、腹式呼吸法の練習に役立ちます。



大きなしゃぼん玉を作る時は、息を強く一ペんに吐くとすぐに「パチッ」と壊れてしまいます。息を

素早く入れて下腹でしっかり息を支え、少しずつ、ゆっくり、細く長い息を吐いていくと、七色に輝

く大きなしやぼん玉ができます。



尺八もしゃぼん玉も、息をていねいにやさしく大切に使います。尺八を吹く前に、一度大きなしゃぼ

ん玉を作ってみると、尺八の音が出やすくなるかも知れません。



ところで、現在世界中で開発されている精神統一法(大極拳、気功、自律訓練法など)も、ほとんど

が腹式呼吸法で心と身体をリラックス
させることから始まっています。腹式呼吸法を行ないますと、

息を吸う時筋肉は収縮し、この時、交感神経を刺激します。吐く時、筋肉は和らぎます。この時、副

交感神経を刺激します。このように緊張と弛緩を繰り返すことで、自律神経(交感神経、副交感神経)

をうまく刺激して、全身をリラックスさせ精神を統一させることができます



身体がリラックスしてくつろぐと、脳波はβ(ベーター)波の状態から、α(アルファー)波の状態

に変化します。α波の状態になると、私達の心や身体の中にあるイライラモヤモヤ、ストレスが生理

学的になくなるということが実証されています。


 
つまり、内臓やホルモンの分泌は、自律神経によって支配されているので、自分の意志の力ではコン

トロールできません。しかし、呼吸は自分で自由に速くしたり、ゆっくりしたり、浅くしたり、深く

したりして、コントロールできます意識的に深いゆっくりとした呼吸(腹式呼吸法)に変えること

で、身体に良いホルモンが分泌されます。そうして内臓や心の状態を良い方にもっていくことができ、

心身をリラックスさせくつろがせることができます。




また、深い腹式呼吸で体内に充分酸素を送り込むので頭もすっきりし、不眠、喘息、自律神経失調症、

不安症、高血圧などの予防にもなり、やる気と集中力が出ます。


  
女性は肌の色艶が良くなり、ウェストも細くなります。腹式呼吸法を身につけることで、十才は若返

るでしょう。