宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

第27回の例会

2011-01-23 | 例会


1月22日の例会は15名の参加者でおこなわれました。
会友末永氏制作の竈門神社の秋の例祭の様子、
末永氏、尾登氏制作の裏糟屋の千人参りについて
コンテンツの上映と解説がおこなわれました。
竈門神社は平成25年の大祭に向けて社務所や斎館が建て替わるため
現在の施設での祭祀の映像記録は貴重な資料になることでしょう。
西高辻信宏権宮司の初々しいお姿やコメントがポイントになっています。

新宮町永福院は宝満二十五坊中の南之坊の末裔の高橋家が継いでいますが、
ここでは裏糟屋の札所を春秋に巡る千人参りを続けられています。
宝満山で行われていた春秋の峰入り行の名残とも言える貴重な行事で、
3日間の同行取材で参加者も打ち解け、同行の目線でリポートされています。

これらの貴重な映像がひろく知られる機会が模索できればと思いました。

会の終了後は天満宮門前の食事処「お茶々」にて懇親会をいたしました。
今年は昨年実施できなかった七窟めぐりなどのフィールドワークを
なんとか行っていきたいとの幹事からのお話しもありました。

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