DAYTONA流 セットアップ塾  2時間目・・・ホイール

意外と評判が良かった1時間目 面白いとか難しいとか感想はバラバラですが、なるべく解りやすく書いていきますので宜しくお願いします。
2時間目は1時間目の授業と若干シンクロする部分もありますが、ホイールについて御勉強したいと思います。 たかがホイール されどホイール
意外と奥が深い分野の始まりです・・・

さて授業開始します
◎ 2時間目・・・ホイール

結構難題のホイール。
選ぶポイントが多いのですが、
大きさ・・・インチ
幅・・・サイズ
堀・・・オフセット
この3つをバランスよく組み合わせる必要があります。
ホイールメーカーに指定のサイズをオーダーすれば、後は付けるだけ。
一切調整は効きませんので、一発勝負です。
だからこそ安全パイを置く取るメーカ推奨サイズがあるわけですが・・・


まずはホイールインチサイズ
全体的にはどうでしょう?
Z32には18~19インチ
Z33には19~20インチ が多いように見えます。
僕が思うには単純にホイールは大きいほどカッコは良いのです。
良いのですが、タイヤの値段が高くなったり重量増から来るハンドリングの悪化など 見た目は良いけど乗り心地は最悪になったりもしますので慎重に選びたいところです。


次に幅
メーカー推奨サイズですと
Z32 18インチの場合 F/8~8.5JJ R/9~9.5JJ
Z33 19インチの場合 F/8~8.5JJ R/9~9.5JJ
一般的には↑のサイズです。
しかしノーマル車高の場合の話でして、ローダウンしていくとタイヤホイールが内側に入っていき物凄く甘いサイズになってきます。
理想は出来るだけフェンダーラインギリギリにホイールの面が来たらカッコが良いと思います。 それを「ツライチ」と言います。
参考までに
ローダウンの度合いにもよりますが、現在製作中のZ32は19インチF/9JJ R/10JJです。
DAYTONA5号車はF/9.5JJ R/10.5JJです。


そしてオフセット
実はこれが一番難しいのです。
例えばZ32の場合 推奨サイズはは8JJ、9JJ前後+35位と思います。
しかし先にも書いたように、ローダウンしていくと物凄くスカスカになってしまいます。 
Z33も同様 推奨サイズは 8JJ+25 9JJ+30位です
これもローダウンしていくとお話になりません。
DAYTONAではZ33ノーマル車高でもF/8.5JJ +25 R/9.5JJ +25くらいは選びます。
少しでもオフセット量を稼いで、少しでもリムが深いほうがカッコいいからです。
6号車では19インチ F/9JJ R/10JJでしたが、オフセット量はF/+-0mm R/+8mm でした。


おまとめ
「ホイールの出具合が弱かったらスペーサーで調整すれば良い」と考えてる方も多いですが、ハンドルのブレが出やすいので僕は出来るだけスペーサーを使いたくありません。
使うなら最小限で高精度の物を選びます。 残念ながら5号車はフロントのみスペーサーを使用しています。 3mmですが。
しかし、センターハブ付きの高精度スペーサーで、値段もビックリ2枚で1万円。 これも僕なりの拘りです。

ホイールはサイズ(インチと幅)で価格が決まります。 オフセットは0mmでも50mmでも費用は同じです。
それだったら少しでも良いサイズを選びたい。 選んであげたいと僕は思います。

それと、メッキホイールはあまりも装着車両が多くなりすぎましたので、最近のトレンドは少しブラックが入ったカラーが人気があるようです。
5号車も製作当初はメッキホイールでしたが、現在はブラックカットクリアカラーのホイールを装着しています。

ほんの少しの差が大きく出るホイール。
デイトナではホイールオーダーいただいても、現車を何度も何度も確認しながらサイズを選んでいます。 
意外と難しいホイール講座でした。














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