HOPE 

Day of Hope「希望の日」の到来は間近!

お父様の心情と事情を弄んできた教権勢力  重大な岐路に立つ統一家の祝福家庭が果たさねばならないこととは (統一家の混乱の最終的収拾のためにⅨ 4の3)

2017-10-03 06:57:41 | 統一家の混乱の最終的収拾のために

<お父様の心情と事情を弄んできた教権勢力>

 

これ等の事実を通してみれば、亨進様、國進様、さらにはお母様を前面に立てた教権勢力が2008から2009年にかけての一年間、お父様を完全に騙し続けてきた客観的事実を誰も否定することは出来ないでしょう。

 お父様は彼らが偽りの報告をしてきていることを本当に全く知られていなかったのでしょうか?実際のところは真のお当様は彼らの嘘を見抜いておられたのかもしれません。しかし、真のお父様はそのご性格からして、あるいは摂理的事情のゆえにか、身近な側近の報告を疑いの目をもって見られることは一切されませんでした。

 

側近や身近な者からの報告をいったんはそのまま信じられて、行動に移されて来られたのがお父様のやり方であり考え方でもありました。そういうお父様の性格や立場を十分に知り尽くしていた、教権勢力からしてみればお父様と言う方は実に騙しやすい方だと見られていたのかもしれません。

彼らは、時としてお父様は全知全能のようなお方で、全てを見抜き全てを知り尽くしておられる方だと宣伝しながらも、実はお父様は何もわからない愚鈍な人であると思っていたのかもしれません。お父様を騙すことも、そのようなお父様を絶対的に信じている食口たちを騙すことも実に容易なことだと考えていたのかもしれません。

 お父様は時として偽り者が偽りの報告をしたとしても、そしてその結果、もしや間違った判断をすることがあったとしても、それらのことはすべて天がご存じであって、最終的には天の神様ご自身が裁定を下されるものだとのお考えでした。

 

真のお父様に生涯侍り通され昨年聖和された神山会長は、お父様の事情をこのように語っておられました。

お父様がなぜ、明らかに偽りとわかるようなことまで、信じて聞かれるのか疑問に思いお聞きしたときに、お父様は「先生は疑って聞くと言うことが出来ない。(なんでもその通り信じて聞くしかできない。)」とおっしゃておられたと言うことです。ここにはお父様の切ない事情が如何ほどあることだろうかと思います。神とサタンの戦いの中で、神の側に立つお父様は、たとえサタンが偽りを持ってきたとしても真実で戴さざるを得ないと言うことです。偽りに対しても真実であると対してこそサタンは屈服して行くのです。疑って受け止めてはサタンは屈服して行かないというのです。

 

お父様は顯進様に関して、側近たちの報告がそのまま事実だとはゆめゆめ思ってはおられなかったのでしょう。しかし、それが偽りであると思われたとしても、まずはそのまま事実として受けとめ、その事実に対して正邪を判断されて行かれたのです。そういうお父様の心情と事情をご存じであったからこそ。一見理不尽と思われるお父様の叱責や判断にも、一旦は反論されるようなことがあったとしてもお父様に対して叛逆されたり恨みを抱くなどと言うことは一切されず、絶対的孝の心情を貫かれた顯進様でした。

 

実際のところは、真のお父様は父子協助時代において、万服の信頼を置いていた顯進様に関して偽りの報告がなされることをどれほど心痛く受け止められていたことでしょうか!偽りの報告であると知りながらも、それを偽りではなく真実であるものとしてわが子を断罪せざるを得なかったお父様の心痛ははかり知ることが出来ません。

 教権幹部たちに普通の良識や良心があれば、真のお父様がどれほど心を痛めて顯進様に関する偽りの報告を聞かれていたかわかってしかるべきことのはずでした。しかし、彼らはそのようなお

父様の心の傷みには目もくれません、たとてでした。かえって「お父様と言う方は騙しやすい方だ」と勝ち誇ったような思いで、偽りの報告を繰り返してきたとしか思えません。

 

お父様のお考えはすべては天がご存じであって、もしや偽りがあれば、いずれ真実が明らかにされて、裁くのは天が裁かれるであろうというお考えでした。だから一旦は幹部たちの偽りの報告をいかにもそのまま信じたかの如く発言され行動されて行っていたのです。

 側近幹部や身近な方たちの報告をそのまま受容されて行かれたがゆえに、側近幹部に何らかの野心があったとしてもそういうお父様を騙すことは一旦は容易いことだったのかもしれません。

その後の様々な事件や事象を見れば、その当時側近幹部たちがお父様に顯進様に関する偽りの情報を報告し続けていたことは明白です。

 

重大な岐路に立つ統一家の祝福家庭が果たさねばならないこと

今日、統一家は重大な岐路に立たされています。お父様90年の生涯をかけてご自身を何処までも犠牲にし、人類世界の真なる平和と幸福実現の為に投入し続けて来られました。そうして世界人類のために貢献する世界的基盤を形成して来られました。しかし、お父様の聖和後それらの基盤は悲しくも崩壊の危機に瀕しています。世界平和実現のために組織され編成されてきた数多くの期間がその機能を停止し、あるものはその機能と基盤をすべて失う結果ともなってきました。

真のお父様の勝利された基盤を継承し守り抜いて行くためには、分裂と混乱意陥っている統一家の諸問題を根本的に解決して行かなければなりません。

 

お父様の真なる教えによって生まれ変わった食口が再び一つとなり世界を舞台に摂理的な使命を完遂して行かなければならない時がやってきています。志を新たにして世界平和の改革運動に邁進していくことが切に求められているのが今の時です。

 統一家の摂理基盤は、天の摂理に反逆して、教会基盤を自らの恣に操っている小賢しい権力者たちのためのものではありません。神様の摂理や真のお父様の願いよりも個人の利益や権利を守ることに必死となり、お父様の指示も願いも無私し続けて来た、教権勢力の意のままに任せるわけにはいきません。

 

 統一家の混乱を克服する為のこの戦いは、統一家においてカルト化してしまった教権指導者の誤りを完全に遮断しなければならない宿命的な責任が全ての祝福家庭には託された課題となっています。この後、卑劣にカルト化してしまった教権勢力の実態をさらに明らかにしていきたいと思います。

サタンの偽りを暴くのはカインの子女たる祝福家庭の責任分担です。そのことを自覚して行かなければならない私たちではないでしょうか。