ちちじむどぅ かなさじむ。

2004年04月13日 | 黄金言葉(くがにくとぅば)

● 付ち肝どぅ 愛さ肝 ●
~ちちじむどぅ かなさじむ~

■直訳:
付き肝こそ愛し肝。

■解釈:
近づいてくる者は可愛いという意。
自分が嫌えば、相手も自分のことを嫌うものだが、
自分から相手を好きになるようにすれば、
相手も自分のことを好きになってくれる。

■語注:
チチヂム 近づいてくる人の心。
慕ってくる人の心。
カナサヂム かわらしい、いとおしいと思う心。

■僕的補足
これは人付き合いのコツを説いた言葉なのですが、 
人間って確かに「あの人自分の事嫌いだろうなぁ~」ってのなんとなくわかるじゃないですか。
そんなんだとこっちもギクシャクしてしまいますよね。

でも逆に自分の事に興味を持ってくれる人
「おもしろいなぁ」といってくれる人に対しては
こっちもなんか嬉しいですよね?

だから良い関係を築こうというのなら
相手の事に興味を持って自分から
その人を理解していこうと。
そこら辺の大切さを説いたウチナ-言葉でした。

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2004年04月13日 | トラックバック


こやつは沖縄の石敢當でもっともスタンダードなものでございます。
「石敢當は邪気を払うもの」僕はそれぐらいの認識しかなかったのですが
その由来などをちゅらはちゅさんのBLOGで初めて知りました。

特に
>中国の伝説に、石氏という無敵の武将がいたとか、
>中国五代の頃、晋に石敢當という名力士がいたなどといわれ、
>悪鬼を駆逐する強い神として信仰されている。

というのはかなり驚きですね!
ただの石のお守り~と思っていたのが
無敵の武将をモチーフにしたものだったとは!!

とにかく沖縄の街中などを歩いていると
T字路などでよく見かける「石敢當」
風水の中で邪気は直進するという考えから
T字路の突き当たりの家へ邪気が侵入しないようにと「石敢當」を置く。

そういえば昔中国の泰山に登った時に『泰山石敢當』ってあったっけ。
と中国のヤフーで検索したら出てきますた。


とネットを色々と徘徊中にわかったのが
沖縄も昔はこの「泰山」というのが入っていたという事です。

■沖縄の石敢當の始まり

それがいつのまにか省略されてしまったと。
そこらへんが沖縄のてーげーさなのかもしれませんね~(^^)

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