言の葉は蜘蛛の巣伝い届けどもこころは朝焼け空に散るらむ
心地よく歌う夢より目覚めると午前三時の何も無い俺
メイル開ける呪詛の言葉か何であれ今の気持ちの儘では死ねない
暖かい冬まるでそうあのときの東京の冬 船上に二人
メイル開ける呪詛の言葉か何であれ今の気持ちの儘では死ねない
暖かい冬まるでそうあのときの東京の冬 船上に二人
鯨屋におひとりさまで和むとふきみを羨む 今宵お二人
灯り落とし皺も弛みも吾になく青年のごと睦言囁き
淋しさや孤独や暗闇傷の痕触れられぬ過去総て愛しく
秋夜更け鍵掛ける音背に聞く帰る家無きたましいひとつ
灯り落とし皺も弛みも吾になく青年のごと睦言囁き
淋しさや孤独や暗闇傷の痕触れられぬ過去総て愛しく
秋夜更け鍵掛ける音背に聞く帰る家無きたましいひとつ