かまくらdeたんか   鹿取 未放

「かりん」鎌倉支部による渡辺松男の歌・馬場あき子の外国詠などの鑑賞

 

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馬場あき子の外国詠236(中国)

2017年10月22日 | 短歌一首鑑賞

     馬場あき子の旅の歌31(2010年8月実施)
      【砂の大地】『飛天の道』(2000年刊)186頁
       参加者:H・A、T・S、藤本満須子、T・H、鹿取未放
       レポーター:欠席
       司会とまとめ:鹿取 未放

 ◆ レポーター欠席のため、元のレポートはありません。「火焔山」の「焔」は、原作では旧字体です。

236 火焔山みれば奇怪なり真つ赤なり畏れつつ西遊記の山裾に入る

     (まとめ)
 火焔山に圧倒されている作者の姿が見えるようだ。西遊記で有名な火焔山の山容のあまりのすさまじさに人間が平伏しているような感じがする。四輪駆動の頑丈な車で旅しているのであろうが、「畏れつつ」「山裾に入る」と人間や文明が小さくなって、ゴメンナサイ、トオラセテネと謝りつつ入っていく感じがする。それだけ原初のままの自然は人間などが侵せない力強さをもっているのであろう。ちなみに火焔山は標高500メートル、中腹にベゼクリフ千仏洞がある。(鹿取)
 

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