かまくらdeたんか   鹿取 未放

「かりん」鎌倉支部による渡辺松男の歌・馬場あき子の外国詠などの鑑賞

 

ブログ版 渡辺松男の一首鑑賞 2の64

2018年04月18日 | 短歌一首鑑賞
  ブログ版渡辺松男研究2の9(2018年2月実施)
    【百年】『泡宇宙の蛙』(1999年)P44~
     参加者:泉真帆、T・S、曽我亮子、渡部慧子、鹿取未放
      レポーター:渡部慧子 司会と記録:鹿取未放
  
64 水を出でおおきな黒き水掻きのぺったんぺったん白鳥がくる

      (レポート)
 美しく優雅にみえる白鳥であるが「おおきな黒き水掻き」でそのまま水を出て歩く。となれば「ぺったんぺったん」とあるように少々不格好な様子。白鳥の百態ならぬ五態目である(60番の歌から64番)(慧子)


      (当日意見)
★「ぺったんぺったん」って、松男さんも面白い歌を作られますね。(曽我)
★影像で見ると、ほんと、白鳥の水掻きは黒いですね。(鹿取)
★「水を出で」と言ったところが工夫だなあと思いました。それが「ぺったんぺったん」にうまく
 繋がっている。(真帆)
★ちょっと不格好に歩く様子がよく見えますね。(鹿取)
★白鳥が行く、ではなく来るのが面白い。自分に近づいてくる。(T・S)


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