かまくらdeたんか   鹿取 未放

「かりん」鎌倉支部による渡辺松男の歌・馬場あき子の外国詠などの鑑賞

 

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ブログ版 馬場あき子の外国詠429(韓国)

2018年06月29日 | 短歌の鑑賞
 ブログ版馬場あき子の外国詠(2013年12月実施)
   【発光 武寧王陵にて】『南島』(1991年刊)P90~
    参加者:K・I、崎尾廣子、曽我亮子、渡部慧子、鹿取未放
   レポーター:崎尾 廣子
   司会とまとめ:鹿取 未放


429 「倭人伝」がやまとに無しと記したる鵲ぞ飛ぶ純白の胸

     (レポート)
 「倭人伝」は三世紀前半における日本の地理・風俗・社会・外交などについてまとまって記した最古のものである。(言泉 小学館)(崎尾)
 ■かささぎ
  カラス科の鳥。全長約45センチメートルでカラスより小さい。腹面および肩羽は白色でほか
  は金属光沢を帯びた色。尾羽は長い。生息地は中国。朝鮮に多く分布、日本では佐賀平野に限
  られる。天然記念物に指定。鳴き声がカチカチと聞こえるのでカチガラスともいう。古来、文
  学上では、七夕説話の星の仲立ちをする鳥として知られる。ちょうせんがらす。(言泉 小学館)
       


     (当日発言)
★「倭人伝」については皆さんよく知っていると思うけど、レポーターはもう少し丁寧に書いて欲
 しいですね。これだとどこの国の書物か分からないけど、中国の魏の時代の史書「魏志」のこと
 で、東夷伝倭人の条のことを「魏志倭人伝」と呼ぶようです。それを略して「倭人伝」です。
    (鹿取)
★これも428の歌(武寧王筑紫各羅(かから)に生(あ)れしとふ伝承は問はでひとり温む)と
 同じで日本には鵲はいないだろうと言われていても、日本にもいるよってこと。(曽我)
★これは現地で見ているんだから、日本にはいない鳥だというからどうれ、よく見てやろうって
  感じじゃないの。(鹿取)
★でも、日本にもいるんでしょう?(曽我)
★さっきの辞典によればそうだけど、ここは日本にはいないって信じているのかもね。作者はレポ
 ーターと同じ辞典を見ている訳じゃないから。「倭人伝」には日本にいないと書いてあるけど佐
 賀にはいるよって作者が知っていたかどうかは別にして、珍しい鳥ではあるので、その純白の胸
 なんかをロマンチックだなあと興味深く見てるんじゃないの。恋の橋渡しをする鳥だから。
      (鹿取)
★鵲が飛ぶって何かいいことがあるっていうわね。瑞鳥です。(曽我)


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