かまくらdeたんか   鹿取 未放

「かりん」鎌倉支部による渡辺松男の歌・馬場あき子の外国詠などの鑑賞

 

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馬場あき子の外国詠225(アフリカ)

2014年06月17日 | 短歌一首鑑賞

  【阿弗利加 3 蛇つかひ】『青い夜のことば』(1999年刊)P172
               参加者:泉可奈、N・I、崎尾廣子、T・S、Y・S、藤本満須子、T・H、渡部慧子、鹿取未放
                レポーター:T・S
        司会とまとめ:鹿取 未放


58 蛇つかひの黒い袋にうごめける感情のごときうねりのちから

      (まとめ)(2008年4月)
 57番歌の補完。蛇が袋の中でうごめいている様子を「感情のごときうねりのちから」という。
57番歌の「くねる」よりさらにダイナミックな動きで、それを「うねりのちから」と言っている。
感情の「ごとき」であって、「うねりのちから」イコール蛇の感情だ、というのでもない。この辺りの微妙な接続が興味深い歌だ。(鹿取)


     (意見)(2008年4月)
★蛇は独特の動きをする。(崎尾)


    (レポート)(2008年4月)
 蛇が黒い袋にうごめいているのを見て感情のようだという作者。うごめいているもののちからの世界に、普通の精神ではいられなかったのか。(T・S)
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