脱ケミカルデイズ

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愛知の東海市 新日鉄住金の製鉄所で火災

2014年01月17日 | 化学物質

NHKニュース2014年1月17日 19時17分
愛知 新日鉄住金の製鉄所で火災 けが人なしhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140117/t10014558261000.html

17日昼ごろ、愛知県東海市にある新日鉄住金の名古屋製鉄所の発電所で火事があり、影響で一時、付近一帯に激しく黒煙が立ちこめたため、周辺の住民に外出を控えるよう呼びかけが行われるなどしました。
けが人はいませんでした。

17日正午ごろ、愛知県東海市にある新日鉄住金の名古屋製鉄所で「いつもと違う煙が上がっている」と近くにいた人から消防に通報がありました。
警察によりますと、製鉄所の敷地にある自家発電所で火事があり、停電が起きたということです。
火はすぐに消し止められて、けが人はいませんでした。
停電によって、鉄の原料のコークスを作る炉から出たガスを集めて、再利用する装置が動かなくなり、製鉄所ではたまったガスを抜き取るため燃焼させたところ激しく炎が吹き出して、付近一帯に黒煙が立ちこめました。
このため、東海市は広報車を出して、住民に窓を閉めて外出を控えるよう呼びかけたほか、近くの小学校と保育園でも一時、子どもたちを外に出さないようにする措置が取られました。
市によりますと、周辺で有毒ガスは検知されなかったということです。
警察と消防は詳しい状況を調べています。

 新日鉄住金名古屋製鉄所が会見

新日鉄住金名古屋製鉄所は、17日午後4時から記者会見を開きました。
それによりますと、17日午前11時50分ごろ、工場内の発電所の遮断器=ブレーカーがショートし小規模な発火をしたため工場内の全設備が停電しました。
その結果、「コークス炉」と呼ばれる鉄の原料を作る設備ででる一酸化炭素ガスが漏れ出ないよう燃焼させる措置をとったということです。
コークス炉から出るガスは、ふだんはエネルギーとして再利用するための施設に送られていますが、当時、この施設も停電したためガスの行き場がなくなって漏れ出る恐れがあったということです。
当時、コークス炉は4基が動いていて、燃焼の際に出る大量の煙が周辺へと噴き出したということです。
会社によりますと、この煙は人体に影響が出る濃度ではないということです。
新日鉄住金名古屋製鉄所の村本准一総務部長は、「お騒がせしたことを深くおわび申し上げます。きちんと調査をして再発防止に努めたい」と話しています。


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