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暑すぎてつらい。

平成最後の日本ダービー枠順決定!ダノンプレミアム最内枠を引き当てた!

2018年05月24日 | 競馬
2018年3歳牡馬クラシック第2戦・第85回日本ダービー(東京優駿 GⅠ・芝2400m 18頭立て)が27日に東京競馬場で開催されますが、決戦3日前の24日にダービーの枠順が発表になりました。2冠を狙うエポカドーロ、無敗の2歳王者・ダノンプレミアム、皐月の雪辱を目指すワグネリアン,ステルヴィオ,キタノコマンドールは何枠に入ったのか?


日本ダービー 枠順はこちら
①ダノンプレミアム(川田将雅)
②タイムフライヤー(内田博幸)
③テーオーエナジー(藤岡康太)
④アドマイヤアルバ(丸山元気)
⑤キタノコマンドール(M.デムーロ)
⑥ゴーフォザサミット(蛯名正義)
⑦コズミックフォース(石橋脩)
⑧ブラストワンピース(池添謙一)
⑨オウケンムーン(北村宏司)
⑩ステイフーリッシュ(横山典弘)
⑪ジャンダルム(武豊)
⑫エポカドーロ(戸崎圭太)
⑬グレイル(岩田康誠)
⑭エタリオウ(H.ボウマン)
⑮ステルヴィオ(C.ルメール)
⑯ジェネラーレウーノ(田辺裕信)
⑰ワグネリアン(福永祐一)
⑱サンリヴァル(浜中俊)


デビュー4戦4勝のダノンプレミアムは、なんと最内枠の1枠1番!その隣枠には、2歳中距離王者のタイムフライヤーが入りました。奇しくも2歳GⅠ馬の2頭が同枠になりましたね。ビートたけしが名付け親のキタノコマンドールは3枠5番。池江家が育て上げたディープ&オルフェと同じ枠番になったのは、運命なのか必然なのか。6番枠には青葉賞馬のゴーフォザサミット。プリンシパルステークスを勝ったコズミックフォースは4枠7番、3戦3勝のブラストワンピースは4枠8番。共同通信杯馬のオウケンムーンが9番枠、10番枠には京都新聞杯を勝ったステイフーリッシュ、皐月賞馬のエポカドーロは12番枠。
外枠勢は、ステルヴィオが15番枠、16番枠には皐月3着・ジェネラーレウーノ、ワグネリアンが17番枠、皐月2着のサンリヴァルが大外枠の18番枠に入りました。



「平成最後の日本ダービー」と云われている今年は、重賞勝ち経験馬14頭(ダート交流重賞のテーオーエナジーも含む)が出走。枠順を見て、ダノンプレミアムとキタノコマンドールは良い枠に入ったし、エポカドーロは昨年の優勝馬・レイデオロと同枠ですか。逆にステルヴィオとワグネリアンは厳しいところに入ってしまいましたな~。先週のオークスでロードカナロア産駒のアーモンドアイが勝ったんで、同産駒のステルヴィオも可能性としては無くはないと思う。ワグネリアンも広い府中で力を発揮できればいいのですが…。
最内枠を引き当てたダノンプレミアムは、弥生賞で4連勝を果たすも、皐月賞は挫石の影響で回避。前走から実に2カ月半ぶりの実戦ということになります。1番枠は過去10年で4勝。朝日杯FSの時も1番枠で圧勝しているので、縁起の良い番号かもしれません。もし優勝すれば、父・ディープインパクトとの「父子無敗ダービー制覇」の偉業達成となりますが…。挫石明け、ぶっつけ本番、距離延長と不安な面もあるけど、朝日杯と弥生賞の時と同じように、相手を圧倒する走りをダービーでも見たいですね。
「もう1頭の無敗馬」ブラストワンピースは、ここまで3戦3勝。デビュー2戦目のゆりかもめ賞は4馬身差の圧勝、前走の毎日杯では2馬身差の快勝。府中2400mのレースで勝ったのはプラスですけど、毎日杯からダービー直行、一線級の相手と戦ってないのが心配なところ。2週連続でシルクレーシングがGⅠを勝つのだろうか?
皐月賞馬のエポカドーロは、真価が問われるレースになります。前走の皐月賞は有力勢が総崩れの中、道悪、小回りを活かしての勝利。オルフェーヴル産駒に初のクラシック制覇をもたらしました。そんなエポカドーロは、デビューから5戦してずっと右回りコースを走っていて、左回りはダービーが初めて。勝利または3着以内に入れば、「皐月賞の勝利はフロックではなかった」と証明されるのですが…。

2015年生まれのサラブレッド6955頭の頂点に立ち、「平成最後のダービー馬」の称号を勝ち取るのは果たしてどの馬か?運命の一戦は、27日15時40分に発走予定です。なお、ダービーは第10レースですので、馬券を買うときはお間違えの無いようご注意願います。





最後に、ダービー枠順発表と同じ日に悲報が届きました。「2018年のクラシック候補」と言われていたオブセッションが、23日深夜に大腸炎のために死亡しました。3歳でした。
オブセッションは青葉賞で11着の後、今月3日に喘鳴症(喉が鳴る病気)の症状が確認され、17日に全身麻酔の手術を受けましたが、手術後に合併症の大腸炎を発症。社台ホースクリニックで集中治療を行いましたが、23日深夜に死亡が確認されたとのことです。
オブセッションは父・ディープインパクト、母・パーシステントリーの間に生まれ、昨年10月の新馬戦で1番人気に応えて勝利すると、2戦目のシクラメン賞では4馬身差の圧勝を挙げました。3戦目の弥生賞では、ダノンプレミアム,ワグネリアンとの「無敗3強対決」として注目を集めましたが、4コーナーで外側に膨れ上がってしまい7着と敗戦。最後のレースになってしまった4戦目の青葉賞(4月28日@東京)では、2番人気に支持されながらも、見せ場なく11着に終わりました。通算成績4戦2勝。

素質ある馬で将来的には重賞もしくはGⅠを勝つだろうと思ったけど、皐月賞とダービーのトライアル競走でいずれも惨敗。どうしたのかなって思っていた矢先の訃報でした…。ノド鳴りから大腸炎を引き起こしたのは、あまり聞いたことないです。術後明けの復活が期待されていただけに、非常に残念としかいえません。
今度のダービーでは、オブセッションを管理していた藤沢和雄厩舎からはゴーフォザサミットが、シルクレーシングからブラストワンピースが出走します。一生一度の大舞台が弔い合戦だなんて…。オブセッションの分まで頑張れ。

ここ最近は競走馬の訃報が相次いでいて、4月27日に1998年のダービーなどGⅠ4勝を挙げたスペシャルウィークが亡くなり、5月17日には現役時代にGⅠ7勝を挙げたテイエムオペラオーが心臓マヒで急死。さらに20日には2007年の朝日杯FSを制したゴスホークケンが大動脈破裂で死亡していたことが明らかになりました。名馬たちが次々と亡くなるのは本当に寂しい限りです。謹んでお悔やみ申し上げます。












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