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暑すぎてつらい。

アジアシリーズIN台湾2011 福岡ソフトバンクホークスが台湾王者に辛勝。優勝できるの?

2011年11月26日 | HAWKS

先週まで行われた日本シリーズで、中日ドラゴンズを破って8年ぶりの日本一を達成した福岡ソフトバンクホークスは、台湾で開催される「プロ野球アジアシリーズ」に日本代表として出場。このアジアシリーズは今回で5回目を迎え、台湾開催は初めてとなります。過去の大会では日本勢が4連覇中で、ホークスには5連覇の期待がかかっています。そんなホークスは初戦で台湾王者の「統一セブンイレブン・ライオンズ」と対戦しました。


試合は初回、ホークスは川崎宗則のレフト前ヒット、本多雄一の犠打、内川聖一の四球で1死1,2塁と先制のチャンスを作り、4番・松田宣浩が統一先発・グリンの2球目の変化球を捉えてセンター前ヒット。2塁から川崎が生還し、ホークスが幸先良く1点を先制します。
2回、ホークス先発の大場翔太が統一打線の反撃を喰らい、高国慶にヒットを許すと、郭岱には2塁打を浴びて無死2,3塁と一打逆転のピンチを背負います。ここで張泰山に左中間を破る2点タイムリー2塁打を許し、1-2と逆転を許してしまいます。3連打を浴びた大場は7番・楊松弦に四球を与えたところで降板。2番手で登板した藤岡好明は、下位打線2人を2死にした後、劉芙豪に四球を与えて満塁のピンチを背負いますが、陳基を見逃し三振に仕留め、統一に追加点を許しません。
3回、ホークス3番手・新垣渚が統一のクリーンナップを3者凡退に打ち取ると、その裏に細川亨のライト前ヒット、川崎の四球で無死1,2塁とし、本多の送りバントをグリンが3塁送球するも逸れてしまい、この間に細川がホームインして2-2の同点。なおも無死2,3塁で内川がライト前タイムリーヒットを放ち、川崎&本多が生還して勝ち越しに成功。ホークスはこの回3点を奪い、4-2と再逆転。
5回、1死から相手のエラー、松田ヒット、長谷川勇也の死球で満塁のチャンスを掴み、明石健志が四球を選び、押し出しで1点追加すると、2死後に今宮健太の押し出し死球で6点目。2つの押し出しで2点を追加して6-2と統一を突き放します。
3回から3番手で登板している新垣は、4回以降も統一打線を0点に抑え続けます。4回には楊松弦にヒットを許すも、高志綱を併殺打に打ち取り無失点。6回には先頭打者にヒットを浴びましたが、1死後に2者連続見逃し三振。7回まで投げて統一の反撃を許さない好投を見せました。
その後試合は8回に吉川輝昭が1死から連打を浴びるも張泰山を併殺打に仕留めて0点。9回、台湾出身の陽耀勲が登板し、代打・許聖杰を見逃し三振、高志綱を遊撃ゴロに打ち取り、勝利まであと1人。凱旋登板を3者凡退に抑えて故郷に錦を飾るのかと思われましたが、郭俊佑を四球、劉芙豪には死球を与えてしまい、2死1,2塁とされたところで降板。反撃のピンチを断ち切るために森福允彦が登板しましたが、陳基のレフト前タイムリーで1点を返されると、続く潘武雄にライト線を破る2点タイムリー3塁打を浴びて、1点差に詰め寄られてしまいます。しかし、最後は金沢健人が郭岱を2塁ゴロに仕留めて試合終了。最後に統一の猛反撃に苦しめられたホークス、6-5で辛くも勝利しました。


アジアシリーズ 2011/11/25(金)
ソフトバンク-統 一 1回戦 
(ソフトバンク1勝、台中、20:06、19026人)
TL 020 000 003  5
SH 103 020 00x  6
【投手】
(統一)グリン、徐余偉、廖文揚、李ウェイ華、陳逸宸、王鏡銘、高建三-高志綱
(ソ)大場、藤岡、新垣、吉川、陽、森福、金沢-細川
【責任投手】
(勝)新垣1試合1勝
(S)金沢1試合1S
(敗)グリン1試合1敗


一時は4点差のリードがあり、快勝で白星スタートかと思われましたが、9回に統一が反撃を見せ、終わってみれば1点差で勝利。日本シリーズで素晴らしいリリーフを見せた森福投手が打ち込まれたのには驚きましたねえ。日シリの反動がちょっと出て来たんじゃないでしょうか。結果的には初戦を勝利で飾り、アジア王者へ向け白星発進だけど、今後に不安を残しそうだ…。果たしてアジアのタイトルも獲得し、「5冠」達成となるのでしょうか?
この試合の勝利投手は、3回から3番手で登板した新垣渚投手で、7回まで5イニングを投げて被安打2・6奪三振・2四死球という内容でした。4イニング続けてランナーを出す機会がありましたが、打たせて取る形&味方の守備にも助けられて無失点で切り抜けました。今季は開幕前のキャンプで調子がよく、復活も予感されましたが、1軍での登板機会はゼロ。久々の公式戦のマウンドで素晴らしいピッチングを披露しました。来季は1軍で投げる姿を見てみたいですね。
打線の方はチーム全体で7安打。4番に座った松田選手は3打数3安打の猛打賞。初回の第1打席では先制タイムリーを放ちました。内川選手は台湾でも素晴らしいバッティングを見せました。3回に勝ち越しタイムリーを打てば、7回の第4打席ではライト前ヒット。この試合2安打のマルチヒットでした。この日は明石健志、福田秀平、今宮健太の若手3選手が先発出場を果たしましたが、3人とも無安打。特にプロ初スタメンだった今宮選手は、5回の第3打席で押し出し死球を受けてプロ初打点。こんな形で初打点だなんて正直嬉しくないでしょ?7回には2死満塁で空振り三振。ここで打てばダメ押しだったのになあ。
ホークスはこの後、26日に韓国代表の三星ライオンズ、27日にオーストラリア代表のパース・ヒートと戦います。上位2チームが29日の決勝に進出です。次戦の三星戦は大事な一戦となるに違いありません。



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