日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

JDD 2018 ルヴァンスレーヴが3歳でも砂の頂点に立つ!

2018年07月12日 | 競馬

2018年のダート3歳王者決定戦・第20回ジャパンダートダービー(GⅠ・2000m 14頭立て)が11日、東京・大井競馬場で行われました。JRA勢からは昨年のダート2歳王者①ルヴァンスレーヴ、伏竜ステークスで2歳王者を破った⑧ドンフォルティス、兵庫チャンピオンシップを勝った⑨テーオーエナジー、ユニコーンステークス2着③グレートタイム、ダート4戦3勝の⑭オメガパフューム、⑫ハーベストムーン、⑤バイラの7頭が参戦。
地方勢からは東京ダービー組から⑪ハセノパイロ(船橋)、②クリスタルシルバー(大井)、④クロスケ(大井)の上位3頭の他に、九州ダービー栄城賞と高知優駿を勝った⑦スーパージェット(佐賀)、石川ダービー馬⑬アルファーティハ(金沢)などが参戦しました。



単勝のオッズは、1番人気ルヴァンスレーヴ(2.2倍)、ドンフォルティスが2番人気(3.8倍)、グレートタイムが3番人気(5.9倍)。4番人気以降はオメガパフューム、テーオーエナジー、ハーベストムーン、ハセノパイロと続きました。
スタートは14頭ほぼ揃い気味。②クリスタルシルバーがポンと飛び出したが、テーオーエナジーが先手を奪う。⑪リコーワルサー(大井)が2番手につけ、ハーベストムーン・オメガパフューム・ハセノパイロも先団に位置付ける。ドンフォルティスは6番手、グレートタイムは7番手、ルヴァンスレーヴは後方3番手でスタンド前を通過した。
2コーナーを過ぎて向正面に差し掛かるとかろで、テーオーエナジー先頭、2番手リコーワルサー、クリスタルシルバーとハーベストムーンが3,4番手で並走。その後ろの5,6番手の位置にオメガパフュームとハセノパイロ、中団7番手グレートタイム、8番手からドンフォルティス、9番手にクロスケ。外側10番手にルヴァンスレーヴ、11番手バイラ。後方は⑥サンダベンポート(高知)・スーパージェット・アルファーティハの3頭が並ぶ。
3コーナーを回り、テーオーとワルサーの先頭集団2頭が引き離しにかかり、クリスタル3番手、4番手グループにハーベスト・グレタイ・オメガ、外側からフォルティスも上がり、ルヴァンは一番大外に持ち出し、まだ9番手あたりだ。
最後の直線コースで、テーオーエナジーが必死に粘り込みを図り、リコーワルサーも2番手。オメガパフューム,グレートタイム,ドンフォルティス,クリスタルシルバーらの後続勢も差を詰め、大外から一気にルヴァンスレーヴが伸びてきた!ゴール残り200mで、ルヴァンが2番手に上がると、ラスト100mでテーオーを捕らえて先頭。オメガが2番手、グレートが3番手にに上がるが、ルヴァンスレーヴが先頭でFINISH!ルヴァンスレーヴが2歳に続き、3歳でも頂点に立ちました!


ジャパンダートダービー 全着順&払戻金
1着①ルヴァンスレーヴ   2分05秒8
2着⑭オメガパフューム   1馬身1/2
3着③グレートタイム     クビ差
4着②クリスタルシルバー   クビ差
5着⑨テーオーエナジー    1馬身
6着⑥ドンフォルティス
7着④クロスケ
8着⑩リコーワルサー
9着⑫ハーベストムーン
10着⑤バイラ
11着⑪ハセノパイロ
12着⑬アルファーティハ
13着⑥サンダベンポート
14着⑦スーパージェット

単勝 ① 220円
複勝 ① 110円  ⑭ 170円  ③ 150円
枠連複 1⃣-8⃣ 1,030円
枠連単 1⃣-8⃣ 1,550円
馬連複 ①-⑭ 1,000円
馬連単 ①-⑭ 1,510円
ワイド ①-⑭ 360円
    ①-③ 260円
    ③-⑭ 520円
三連複 ①-③-⑭ 1,560円
三連単 ①-⑭-③ 6,060円



3歳世代のダート日本一を決める一戦は、1番人気のルヴァンスレーヴが完勝しました。2着には4番人気のオメガパフューム、3着には3番人気・グレートタイムが入り、中央勢が上位を占めました。クリスタルシルバーが4着と地方勢の意地を見せ、スタートから先行し続けたテーオーエナジーは5着。2番人気だったドンフォルティスは残り100mで脚が止まり、6着に終わりました。ルヴァンスとフォルティスの2強対決は1勝1敗でしたが、大井で完全に決着がついたかな?
ほかの中央勢は、ハーベストムーン9着、バイラ10着。東京ダービー馬のハセノパイロは11着でした。
前走のユニコーンステークスに続いての連勝を飾ったルヴァンスレーヴは、昨年の全日本2歳優駿に続き、ダートGⅠ2勝目。鞍上のミルコ・デムーロ騎手、萩原清調教師、馬主のG1レーシングはジャパンダートダービー初勝利です。
ユニコーンステークスでは3馬身半差の圧勝を演じ、この日は後方3番手でスタートし、最後の直線で大外から末脚を伸ばし、残り100mでテーオーエナジーを抜き去り、そのまま突き放しました。初めての2000mでも文句なしの強さ、右回りも全く苦になりませんでしたなぁ。通算成績も6戦5勝、連対率も100%をキープ。秋のビッグレースでも、古馬勢と互角に渡り合うどころか、古馬の壁を破りそうな予感がします。「ダート現役最強」ゴールドドリームとの直接対決が何処で実現するのか楽しみだ。






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