日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

アルゼンチン共和国杯はムイトオブリガードが昨年のリベンジを果たす。みやこステークスは大荒れ。

2019年11月03日 | 競馬

11月3日の文化の日は、東京競馬場ではGⅠ馬を数多く輩出している出世レース・アルゼンチン共和国杯、京都競馬場はチャンピオンズカップの前哨戦・みやこステークスが行われました。



第57回アルゼンチン共和国杯(GⅡ・芝2500m 13頭立て)は、①アフリカンゴールドと⑩トラストケンシンの「六社ステークス組」、5月の目黒記念で1着だった⑤ルックトゥワイス、2着だった④アイスバブル、昨年2着⑦ムイトオブリガード、障害界の絶対王者⑫オジュウチョウサン、この夏の札幌2600mで3着2回②タイセイトレイル、⑨ノーブルマーズ、③ハッピーグリンなどが参戦しました。
スタート後の先行争いで、オジュウチョウサンがスッと先手を奪い、⑪パリンジェネシスが2番手につけ、⑬ウインテンダネス・ムイトオブリガート・⑥ポポカテペトルも先団につける。アフリカンゴールドは中団、ルックトゥワイスは後方2番手、アイスバブルが最後方で正面スタンド前を通過した。
1,2コーナー中間のところで縦長の展開となり、向正面に入ってオジュウチョウサンが先頭、2番手にパリンジェネシス、3番手ムイトオブリガード、外から⑧マコトガラハッドが4番手に浮上し、ウインテンダネスが5番手。6,7番手のところにノーブルマーズとポポカテペトルがいて、アフリカンゴールドは中団の8番手。9番手ハッピーグリン、10番手タイセイトレイル、11番手トラストケンシン、12番手ルックトゥワイス、アイスバブルが依然として最後方。
3コーナーを回り、オジュウがスローペースで逃げ、2番手のパリジェネがオジュウに接近する。ガラハッド3番手、オブリガード4番手。アフリカンは中団馬群の真ん中、トゥワイスは4コーナー手前で外に持ち出し、アイバブはまだしんがり。
4コーナーのところで13頭が一団となり、ラストの直線コースに入ってもオジュウチョウサンが先頭を走るが、最内からムイトオブリガート、外側にパリンジェネシス、ウインテンダネス、ノーブルマーズが追い込む。残り400mでオブリガードがオジュウをかわして先頭に躍り出る。後続からはポポカテペトルとアフリカンゴールド、内からタイセイトレイルが脚を伸ばす。しかし、残り200mで抜け出したオブリガードがそのまま押し切ってゴールイン!ムイトオブリガートが昨年2着の雪辱を果たしました!

伝統のハンデ戦・アルゼンチン共和国杯は、2番人気のムイトオブリガートが見事に優勝し、重賞初制覇を果たしました。2着争いは接戦となりましたが、内側のタイセイトレイルが2着。1番人気のアフリカンゴールドが3着。オブリガードは内側から抜け出し、タイトレも最内を上手く突いてました。先週の秋の天皇賞のアーモンドアイも最内を突いて勝ったので、今の府中は内側が伸びますね。3番人気のルックトゥワイスは大外から追い込んで4着。
4番人気のアイスバブルは見せ場なく11着。2度目の平地重賞挑戦だったオジュウチョウサンは、スタートから先頭をひた走り続けましたが、最後の直線で失速して12着に終わりました。平地では正直限界だし、年末の中山大障害を使うかどうかはわからないと思います…。
ムイトオブリガードは昨年10月の六社ステークス以来となる通算6勝目。6勝のうち府中コースで4勝を挙げています。角田晃一調教師によると、状態次第ではジャパンカップ参戦を示唆しているそうです。もし出走したら意外と好走するかもしれないぞ。





第9回みやこステークス(GⅢ・ダート1800m 16頭立て)は、フェブラリーステークス覇者⑯インティが、川田将雅騎手との新コンビで参戦。他にもユニコーンステークスを勝った⑧ワイドファラオ、アンタレスステークスを制した⑨アナザートゥルース、シリウスステークス2着④アングライフェン、昨年のチャンピオンズカップ2着⑭ウェスタールンド、名鉄杯快勝の⑤スマハマ、竹田城特別圧勝の②アドマイヤビクター、2歳ダート王⑬ノーヴァレンダなどが出走しました。
スタートで⑦メイショウスミトモと⑮メイショウウタゲの2頭が出遅れ。最初の先行争いで⑩リアンヴェリテが前に出るが、外からインティが先頭に並びかけ、スマハマも3番手につける。ワイドファラオも4番手につけ、アドマイヤビクターも好位追走で1コーナーを回る。
2コーナーから向正面のところで、先頭集団はスマハマ・リアンヴェリテ・インティの3頭。アドマイヤビクター4番手、5番手ワイドファラオ、アナザートゥルースとノーヴァレンダが6,7番手で並んでいる。8番手アングライフェン、9番手⑥ラビットラン、ウェスタールンドが10番手に浮上し、メイショウスミトモ11番手、12番手に⑪テーオーエナジー。後方勢は13番手①ヴェンジェンス、14番手③キングズガード、15番手メイショウウタゲ、一番後ろに⑫ロードアルペジオ。
3コーナーを過ぎて、スマハマとヴェリテの先頭集団は前半1000mを58秒9のハイペースで通過。3番手争いでは内からトゥルース,ファラオ,ウェスター,インティ,アドビク,ヴェンジェンスと固まっているが、4コーナー手前でインティが後方までズルズルと下がってしまう。さらにメイショウウタゲが転倒して落馬競走中止のアクシデント!
ラストの直線コースに入ったところで、今度はヴェンジェンスが先頭、ウェスタールンドが2番手に変わる。さらにキングズガードが3番手に上がって来た。アングライフェンも最内を突いて4番手。残り100mを切ってウェスターがヴェンジェンスとの差を詰め、キンガーがゴール前襲い掛かるが、ヴェンジェンスがそのまま1着ゴール。2着にキングズガード、ウェスタールンドが3着。

2年ぶり開催のみやこステークスは、前半1000mが58秒台のハイペース、1番人気のインティが謎の失速、メイショウウタゲが落馬という波乱のレースとなり、勝ったのは単勝7番人気のヴェンジェンスでした。2着のキングズガードは10番人気の伏兵、3着のウェスタールンドは6番人気でした。3連単①-③-⑭の組み合わせで473,050円の配当がつきました。
3番人気だったワイドファラオは5着、アナザーとルースは6着。序盤から飛ばした2番人気のスマハマは9着、リアンヴェリテは13着。1番人気のインティはブービーの15着と惨敗。休み明け、大外枠、斤量59キロと厳しい条件が重なり、3,4コーナーで挟まれて一気に後退。川田騎手も手綱を押さえていたし、顔が上がっていました。本当にかわいそうな結果でしたし、インティの今後の精神面が心配になります。
なお、4コーナーで転倒して落馬競走中止したメイショウウタゲと、鞍上の国分恭介騎手は共に異常はありませんでした。
勝ったヴェンジェンスは、キャリア25戦目で念願の重賞初制覇。カジノドライブ産駒もJRAの重賞初勝利を挙げました。ヴェンジェンスは今まで1200~1400mが殆どで、今年7月のプロキオンステークスで3着に入っていました。キングズガードも元々は短距離路線でした。2頭とも距離延長が功を奏し、後方待機策がピッタリはまりましたね。






11月4日は浦和競馬場で地方競馬の祭典「JBC(ジャパン・ブリーディング・ファームカップ)2019」が行われます。「JBCスプリント」には藤田菜七子騎手がコパノキッキングに騎乗し、GⅠ初制覇に挑みます。メインの「JBCクラシック」は、オメガパフューム、チュウワウィザード、アンデスクイーンが参戦します。
「JBCレディスクラシック」には3連勝中の新星・モンペルデュ、ベテラン牝馬・レッツゴードンキ、クラスターカップでコパノキッキングを破ったヤマニンアンプリメ、ファッショニスタ、ゴールドクイーンなどが出走。
埼玉在住の競馬ファンが待ち望んでいた浦和競馬場でのGⅠ開催は、恐らく一生に一度かもしれません。その歴史的一日を見逃すわけにはいかんでしょう。


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